棒ノ嶺

<日 程> 08.07.05(土)
<コース> 飯能駅=さわらびの湯-白谷沢登山口-岩茸石-権次入峠-棒ノ嶺-岩茸石-滝ノ平尾根経由-さわらびの湯=飯能駅
<参 加> 単独

◇調べることがあって、久しぶりに単独で棒ノ嶺へ。さわらびの湯でバスを降りると、単独、ペアー、グループなど10数名のハイカーと一緒、いずれも棒ノ嶺を目指すようだ。

◇車道を登り左へ、名栗湖畔を回ると白谷沢登山道入口に着いた。ここからは水源の道・関東ふれあいの道と呼ばれ、有馬ダム周辺では最も美しいと言われる白谷沢沿いの道を登ることになる。傍らの“白谷の泉”からは、冷たい水がコンコンと溢れ出ていた。

◇木々に囲まれ、しっとり濡れた山道に入るとホッとひと息、しかしそれも束の間、登りにかかると身体が火照り蒸し暑さに悩まされた。

◇20分ほどで藤懸ノ滝着。幾筋にも流れる滝を眺め小休止をとると汗が引いてくる。その先は沢の中に入って、石の上を何回渡り返し靴が濡れてきた。

Gorujyu ◇天狗ノ滝、白孔雀ノ滝などが現れると白谷沢の核心部分のゴルジュ(渓谷の両岩壁が細く狭まったところ)。大きな岩を跨ぎながら登るのだが、しぶきがかかりヒンヤリとして心地良い。

Iwatakeisi ◇沢の音も聞こえなくなると林道に出た。バイクが盛んに行き交う大名栗林道だ。ひと息入れて急な丸太の階段を登り、やがて緩やかな山道を進むと岩茸石に着いた。

◇この間、2組のご夫婦?と抜きつ抜かれつ 同じようなペースで登ってきたのでいつの間にか話をするようになった。

◇この先、権次入峠から山頂へは約40分の道程だが、急な登りが続き、とりわけ丸太の階段は歩行ペースが崩されて結構きつい。

◇広い山頂に着くと、さすがに人気の山、大勢のハイカーで賑わっていた。日陰を見つけて昼食休憩。展望の良いこの山も、気温の高いこの時期は近くの山並みが見える程度、霞がかかって遠望は望めない。

◇下山路は岩茸石まで戻り、滝ノ平尾根経由で河又へ下ることした。岩茸石を通過、寄り道して一つ目の林道を東方向に進むと、奥多摩方面の展望が開けた場所がある。そこには大空に向けて模型飛行機を飛ばす人たちの姿があった。

◇滝ノ平尾根にもどり、展望のない樹林帯のなかをひたすら下り、さわらびの湯のバス停に着いた。

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ブログ始めて3年に…

Sannnen ◇今年5月でブログを始めて3年になる。古い記事は少しずつ整理し記録にも留めたい… との思いで依頼した二冊目(二回目)の冊子が刷り上ってきた。一冊目は174頁、二冊目は224頁だ。

◇3年間で書いた記事は390件、その大半が山歩きに関する内容だが、ほかにも野鳥観察や地域・歴史、散歩などを綴っている。お陰さまでアクセス数は8万件を超えることができたのだから嬉しい。

◇この間、記事の内容に誤りがありご指摘をいただいたこと、迷惑広告やスパムメールに悩まされたこと、ネタ切れで困ったこと等など苦労も多々あったが、皆さんからのコメントやトラックバック、ブログランキングなどに励まされ、何とか続けることができた。

◇いつまで続けられるか? アウトドアーライフの記録として残したいと考えている。

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高山不動尊

<日 程> 08.06.29(日)
<コース> 吾野駅-梨本峠-三社峠-高山不動尊-パノラマコース経由-西吾野駅
<参 加> 14名

◇先週に続いて今日も雨、梅雨とは言え日曜日になると雨が降る。いつもは混んでいる西武線車内にハイカーの姿はほとんど無く、ガラガラ状態だ。

◇それでも吾野駅には会の仲間14名が集まったのだから驚きだ。挨拶を交わし雨具を着けての出発となった。

◇国道299号道路を渡り吾野中学校の脇から裏手の回り山道に入る。「バリエーションルートを辿る…」という今回の山行 早速藪っぽい急な登りが待っていた。

Amenotakayama ◇上下の雨具をしっかり着けた完全装備、湿気が多くたちまち汗で下着が濡れてきた。「水分補給はこまめに…」というリーダーのアドバイスが頭に浮かんだ。

◇途中、展望もなく薄暗い樹林帯の中を何回かのアップダウンを繰り返す単調な道、梨本峠に着くと大きな木の根に標識が置いてあった。

◇雨はやや小降りとなったが濡れた山道は滑りやすくペースも遅れがち、急な坂道を下ると三社峠に着いた。すでに歩き始めて2時間30分が経っている。

◇ひと休みして10分ほど下ると高山不動尊へ通じる表参道に出た。舗装された沢沿いの道を登りつめたところが高山不動尊だ。

◇モヤがかかった境内右手には樹齢800年、樹高37m、幹回り10mと言う埼玉県指定の天然記念物・“高山不動の大イチョウ”が迫って見えた。

Takayamahudou ◇急な階段を登り本堂脇の東屋着。普段ならハイカーで賑わうところだが人影はなく貸しきり状態、濡れた衣類を替えて昼食休憩をとった。雨が避けられる東屋はまさに、山上のオアシス 助かった。

◇下りにかかると雨も上がってきた。萩ノ平方向に向かい途中左へ、所々で展望の開けたパノラマコースを下ると“吾笑楽”に着いた。

◇“吾笑楽”は木工製品なども販売する茶店、気軽に立ち寄れることからお馴染みの休憩ポイントになっている。ひと息入れて西吾野駅へ向かった。

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美の山公園

<日 程> 08.06.25(水)
<コース> 秩父鉄道・和銅黒谷駅-聖神社-和銅露天掘り跡-美の山公園-蓑山神社-皆野駅
<参 加> OB会 8名

Wadoukuroya ◇和銅黒谷駅を降りると駅のホームには“和同開珎”のモニュメントがあった。今年は秩父市黒谷の和銅(自然銅)が朝廷に献上されて1300年を迎える節目の年、和銅遺跡の最寄駅である黒谷駅はこれを記念して08年4月1日より駅名を“和銅黒谷駅”と改称し、駅のホームには“和同開珎”のモニュメントが設置された。

◇駅前から国道140号線に出て、和銅遺跡入口と書かれたの大きな看板を右に曲がると聖神社がある。和銅元年(708年)に創建されたという歴史のある神社、朝廷から下賜されたムカデ雌雄一式や和同開珎(銅銭)など貴重な御神宝が納められている。

◇舗装道路を行き案内板に従って右に曲がると樹林帯に入る。しばらく進むと突然、和同開珎(通貨)の大きなモニュメントが現れた。この辺りが“和銅露天掘り跡”のあったところ、沢沿いの岩壁にはその場所を示す看板が立っていた。

◇しばし遠い昔に想いを馳せ、再び登山道に戻り樹林帯の中を進むと草木に付いた水滴でズボンが濡れてきた。途中、見晴らしの場所でひと息いれると、遠く秩父の山々が連なり、眼下には街並みが広がって見えた。ゆっくりペースで1時間少々、美の山公園(山頂)着。

◇山頂付近には見晴らしの良い場所にベンチがあるが、ハイカーの姿はまばらだ。サクラ、ツツジ、アジサイ等など花の山と言われる美の山だが、今はアジサイが中心だ。

Minoyamaajisai◇しかし、いつもなら山の斜面一杯に咲くアジサイが見事なのだが、今回は見頃の時期には少し早く、期待外れとなってしまったのだから残念。曇り空とはいえ雨に降られなかったのがせめてもの幸いと芝生に座って昼食をとった。

◇下山は蓑山神社経由で皆野駅へ向かい駅前到着は2時30分。時間も早いことから近くの日帰り温泉に立ち寄り源泉かけ流しの温泉で汗を流し、生ビール片手に至福のひと時を過ごした。

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大仁田山

日 程> 08.06.22(日)
<コース> 飯能駅=唐竹橋バス停-四十八曲-細田集落-大仁田山-上赤沢バス停=飯能駅
<参 加> 15名

◇ここしばらく続いた梅雨の晴れ間も今朝は一転して曇空、午後にはまとまった雨が降るという。少しでも雨の降り出しが遅れることを願っての出発となった。

◇唐竹橋でバスを降り、舗装道路を南に進むと左へやや奥まったところに白髭神社が見える。その先の標識に従って右に曲がり、住宅の脇をすり抜けると山道に入った。

◇その昔、名栗地域と成木川流域の集落を結ぶ大切な生活道路であったというが、杉林に囲まれた沢沿いの道はジグザグの登りが続いている。幾度となく屈曲を繰り返し苦労して越えた道だから“四十八曲り”と呼ばれるようになったという。

◇しかし、地元の人に訊ねると「“四十八曲り”とは昔の話、今は“四曲り”と呼んでいるよ」と意外な返事が返ってきた。なるほど、数えてみると四つの屈曲で尾根にたどり着いたのだから思わず納得した。蒸し暑く単調な登りが続くが、所々で顔を出す白いガクアジサイやヤマボウシが癒してくれた。

◇尾根に出ると、東(左)方向・タブの木の標識が目についた。少し距離はあるが富士浅間神社近くのタブの巨樹を指しているらしい。ひと息入れて反対方向・大仁田山へ向かうと盛んにキビタキのさえずりが聞こえてきた。

One ◇杉林に囲まれた尾根道を行くと、ふかふかと足に優しい平坦な道、辺りは薄暗くモヤがかかって幻想的は雰囲気が漂っている。しかし、この辺りからパラパラときた雨も徐々に雨足が強くなってきた。

Ibojizou ◇寛政5年(1793)土地の念仏講中によって造られたという石地蔵・いぼとり地蔵にやって来た。隣には“日待塔”の石柱も建っている。この辺りが四十八曲峠なのだろうか? このほかにも“峠”の場所は四十八曲りを登りつめた尾根との合流点、この付近一帯の総称などの諸説があり、いまだその場所は特定されていないようだ。

◇ひと息入れて石地蔵の裏側から登りにかかると急に前が開け、細田の集落が見渡せる場所に出た。近くにはベンチもあり、晴れていれば昼食休憩には格好のポイントだが、雨を避ける場所がないのだから困った。やむなく通過で山頂を目指すことにした。

◇小沢峠・久方峠方面への道を左に分けて、2~3分登ると大仁山(505.7m)山頂だ。雨足はますます強くなりゆっくりはしていられない。大急ぎで空腹を満たすと先を急ぐことにした。

◇当初計画では、都県境尾根を西へ、久方峠・小沢峠経由で小沢バス停に向かう予定であったが急きょ変更、最短距離をとって上赤沢のバス停へ下ることにした。

◇赤いテープが巻きつけてあり、踏み跡もはっきりしているので道に迷うことはないが、所々で長く伸びた草木が道を覆いやや荒れ気味の登山道だ。雨の中、急な斜面もあって滑りやすく慎重に時間をかけて上赤沢バス停に下った(この間約45分)。

◇貸しきり状態のようなバスに乗り飯能駅に着いたのは13時40分頃、いつになく早い解散となった。

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秩父札所めぐり(1)

<日 程> 08.06.15(日)
<コース> 西武秩父駅=札所1番(四万部寺)-2番(真福寺)-3番(常泉寺)-4番(金昌寺)-5番(語歌堂)-10番(大慈寺)-11番(常楽寺)-西武秩父駅
<参 加> 26名

◇秩父三十四ヶ所の観音霊場は、西国三十三ヶ所、坂東三十三ヶ所と共に日本百観音に数えられ、平成20年3月18日から7月18日までの3ヶ月間、「日本百観音報恩総開帳」が行われている。

◇文暦元年(1234)開創という古い歴史を刻む秩父札所、江戸時代には庶民の間に広がり札所巡礼が盛んに行われていたという。これまでも個々に訪れることはあったが、総開帳を機会に三十四ヶ所のすべてを歩き継ぐことになった。

◇札所1番・四万部寺(しまぶじ)が出発点。まずは山門を入りお詣りをすませ、納経所に立ち寄り納経帖を購入した。

Simabuji ◇納経とはその名の通り“ありがたいお経を書き写しお寺へ納めることで、その証としてご朱印をいただくこと”とあるが、いまはお詣りすることで納経帖に墨書・ご朱印をいただくことができる。

◇四万部寺は、発願寺にふさわしく格調高いお寺、昔の偉いお坊さんが四万部の経典を読誦したことにちなんでその名が付けられたという。

◇札所2番・真福寺。秩父札所も当初三十三ヶ所であったが、その後真福寺が加わり三十四ヶ所になったとか。納経所は本寺とは少し離れた光明寺にあった。

Kinnsyouji ◇札所3番・常泉寺から4番・金昌寺へ。境内には羅漢、観音、地蔵などさまざまな石像があり、山登りの帰り道に立ち寄るおなじみのお寺だ。

◇お天気に恵まれて日差しが強く、舗装された車道歩きは予想以上に疲れる。参加人数が多いこともあって隊列は乱れがち、リーダーは皆をまとめるのにひと苦労だった。

◇札所5番・語歌堂10番・大慈寺でお詣りをすませると、次は境内の裏から山道をたどるコースがある。車道を避けて木立の中に入ると緑に囲まれた樹林帯 ホッとひと息ついた。

◇適度な起伏を楽しみながら進むと11番・常楽寺に着いた。お詣りをすませて納経所へ向かう。すでに納経を待つ大勢の参拝者が順番待ちで思わぬ時間がかかった。

◇予定の7寺を巡るとすでに時計の針は4時30分を指している。皆さんの帰る方向がそれぞれに違うことから、本寺での解散となった。

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多摩川線ウォーキング

◇6月14日(土)、「第12回多摩川線ウォーキング」に行ってきた。多摩川線の多磨駅前で受付をすませて順次出発。コースは多磨駅-龍源寺(近藤勇の墓)-調布飛行場-国立天文台-野川-武蔵野公園-浅間山公園-多磨駅をたどる11kmだ。

◇老若男女、お年寄りから小さなお子さん連れの家族まで参加者は様々だ。前を行く女の子、お父さんに連れられて元気に歩いている。小さなザックを背負った後姿が可愛らしかった。

◇最初に立ち寄ったのは新撰組局長“近藤勇の生家跡”、今はその建物はなく近くに産湯の井戸があった。道路を隔てた反対側には近藤勇が四代目を襲名したという天然理心流道場・「撥雲館」があり、今もその建物が残されている。

Konndouisamu ◇少し先には龍源寺がある。入口には近藤勇の胸像と“近藤勇と天然理心流”と刻まれた石碑が建ち、境内には近藤勇の墓もある。千葉県の流山で捕らえられ板橋で斬首の刑に処せられたというが、その墓は龍源寺を含め全国に5ヶ所にあるそうだ。

◇幕末の歴史に触れ、調布飛行場の脇を通って次に向かったのは“国立天文台”。中に入ると新緑に覆われた大きな木立に囲まれて思いのほか涼しい。

◇三鷹キャンパスには第一赤道儀、太陽系ウォーキング、アインシュタイン塔等など多くの見どころがあるが、なかでも人気は天文台歴史館。興味はあったが大勢の列が出来て順番待ち、時間がかかることから見学はあきらめた。

◇子供の頃、太陽系の惑星を「水金地火木土天海冥」と覚えたことを思い出すが、今は冥王星は外されて「… 海」までの8つだそうだ。

Nogawa ◇野川沿いの道を進み武蔵野公園に着くと、土曜日とあって川遊びを楽しむ親子連れの姿があった。湿気がないので日陰に入るとヒンヤリとして気持ちいい。

◇多磨霊園の脇を通って新小金井街道に入り浅間山公園に着いた。今日のコースのなかで唯一の山登り? 快調に進むと浅間山山頂(標高80m)着、東屋に入り昼食休憩をとった。

◇名所旧跡をたどるウォーキング、たっぷり時間をかけて多磨駅に着くと参加賞が全員に配られた。

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北山公園のハナショウブ

◇6月13(金)、降り続いた雨も上がり、今朝はいつもより早起きしてウォーキング。朝の日差しをいっぱい受けて広い畑の脇を通ると、久しぶりにヒバリの鳴き声を聞いた。

◇梅雨の晴れ間の好天に、「北山公園のハナショウブが見頃…」という新聞記事を思い出し、急きょ出かけることに…。

Kitayama ◇「第20回東村山菖蒲まつり」のパンフレットを受け取り園内に入ると、紅紫、青紫、白、ムリーム、ピンク等などカラフルなハナショウブがところ狭しと咲いている。木道を進むとカメラ片手の大勢の人で賑わっていた。

Komatimusume ◇ハナショウブは江戸時代から改良が進み、長井小種、江戸系、伊勢系、肥後系などがあるそうだが、いずれも花が大きくて見応えがある。写真は“小町娘”、江戸古花と写真説明があった。

◇園内を一周すると真夏を思わせるような強い日差しに木陰が恋しくなった。しかし、東屋や休憩舎など木陰のベンチはすでに一杯、座る場所を確保するのにひと苦労した。

◇傍らには工芸品を売る店や露店が並び、人気のアイスクリーム売り場は列が出来ていた。帰り道、地元産の野菜を買い込み帰路に着いた。

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0806狭山丘陵を歩く

◇6月8日(日)、武蔵村山市役所前から野山北公園経由でさいたま森の博物館まで、どんよりと曇った梅雨空の中 野鳥を探して林を歩いた。

◇新緑に囲まれた林の中を行くと、ヤマガラやシジュウカラ、エナガの群れも双眼鏡に入る。近くには美声の持ち主・ウグイスや、キビタキ、オオルリ、ホトトギスなどの鳴き声も聞こえてきた。

Noyamakita ◇新緑に覆われて“声はすれども姿は見えず”、何回も立ち止まり、耳をすまして双眼鏡を覗くのだが、彼らの姿を見つけることは難しい。

◇ふと見上げるとアオゲラが目に入った。肉眼でも見える近くの木に、縦に止まって上の方に移動している。緑色の背中に頭には赤い部分も見えるキツツキ科の鳥、やがてくちばしで木をたたきドラミングが始まった。

◇突然、“ギーッ ギーッ ピヨロピ ホイホイホイ!” と聞こえてきた。 「んっ!?」  みんなが一斉に立ち止まる。本日お目当てのサンコウチョウの鳴き声だ。

◇その声は大きな木の上の方から聞こえてくる。じいっと耳を澄ますと鳴き声は少しずつ移動していることが分かる。私たちも鳴き声につれて場所を変えるのだがその声は少しずつ遠くなり、やがて聞こえなくなった。

◇前奏のピヨロピが月日星(ツキヒホシ)と聞こえることからサンコウチョウ(三光鳥)の名が付けられたという。その姿を観たいと一心で夢中で双眼鏡を覗いたのだが、願い叶わなわず鳴き声だけに終わったのはなんとも残念。

◇この辺りには、トウキョウサンショウウオの生息地、水溜りにはバナナのような卵がいくつかあった。ちなみに一つのバナナから沢山のサンショウウオが生まれるそうだ。

Himezazennsou ◇植物に詳しい人がギンリョウソウの花を教えてくれた。また、解散場所となった“さいたま森の博物館”前では珍しいヒメザゼンソウも観ることもできた。自然が残る丘陵散策に満足して近くのバス停に向かった。

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0806羽村探鳥会

◇6月4日(水) 羽村探鳥会に参加した。玉川兄弟像の前を出発し、羽村堰下橋を渡ると多摩川の中州から「ギョウギョウシー ギョウギョウシー」とオオヨシキリの鳴き声がが聞こえてきた。

Tamagawa ◇双眼鏡を覗くと草木のテッペンで、くちばしを天に向けて盛んに鳴いている。良くとおるその声は、彼らには悪いが「ヤカマシー ヤカマシー」と聞こえなくもない。近くには、イカルチドリやセグロセキレイ、コサギなどがエサを啄ばみ、カルガモの姿も見られた。

◇細長い橋を渡ると右岸に出る。上流に向かって土手を進むと人家の屋根にスズメが2匹、盛んにじゃれあっている。「できたての幼鳥のようだ」と誰かだ言ったがその姿は実に可愛いらしい。草地にはホオジロがエサをついばみ、木の枝に止まって大声でラブコールにはげむ♂もいる。春先は彼らにとって最も忙しい時期だ。

◇途中、羽村郷土博物館に立ち寄る。そこには野鳥の剥製があり、歴史展示物が沢山あり小休止をとりながら館内を観て回った。

◇土手を進み左へ 山道に入る。新緑に囲まれた樹林帯の中を進むとカッコウの鳴き声が聞こえてきた。その姿を確認することは出来ないが、いつもながら澄んだ鳴き声は林の静けさをより演出しているかのようだ。

◇しっとりと濡れた沢沿いの道を進むと羽村神社がある。境内を奥に進むと眼下に多摩川の流れを望む見晴らしの良い場所があり、ほっとひと息。

◇その昔、“浅間さま”、あるいは“浅間神社”などと呼ばれ地元の人たちに慕われてきた神社。少し登ったところには浅間岳(235.1m)があり、富士山信仰の名残りを留めている。

Senngenndake ◇浅間岳山頂は大きな木立に囲まれて展望はないが、広いスペースには東屋やベンチが置かれ休憩ポイントとしては格好な場所。鳥合せで30種を確認して解散となった。

◇帰り道、幹囲約5.5m 高さ23.5mという都天然記念物“羽村橋のケヤキ”を観て羽村駅へ向かった。

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旧正丸峠から大野峠

<日 程> 08.05.28(水)
<コース> 正丸駅-旧正丸峠-サッキョ峠-虚空蔵峠-刈場坂峠-大野峠-赤谷-芦ヶ久保駅
<参 加> 9名

◇今日はOB会の定例ハイキング、正丸駅前には9名の仲間が集まった。

◇今月当番のSさんを先頭に299号道路を北に進み、八坂神社脇を通って山道に入る。樹林帯の中の沢沿いの道を進むと、滑りやすい丸太橋は金属製のパイプの橋に架け替えられ歩きやすくなっていた。

◇一度は林道に出て、再び山道に入ると旧正丸峠に着いた。旧正丸峠は木々に囲まれた十字路で風の通り道、小休止をとると火照った身体に心地よかった。

◇その先はアップダウンのある山道、所々で階段があるが間隔が広く歩きにくい。草木に隠れて見落としがちなサッキョ峠の標識を左に見て虚空蔵峠着。傍らの東屋で昼食休憩とした。

◇メンバーの中には週に1回、近くの農家で農作業の手伝いをしている人がいる。お手当の代わりは新鮮野菜だという。採ったばかりという真っ赤なトマトが振舞われ、塩を振り、みんなで丸ごとほおばった。

◇刈場坂峠(818m)は北方向が開け、丸山や堂平山などの山々が手にとるようだ。平日とはいえ峠の茶店は開いている。

Rinndou ◇刈場坂峠にはその昔、スキー場があったというがその場所はどこか? 茶店の年配の女性に聴いてみた。すると「あったよ。あの辺り…」と教えてくれた。指差す方向はグリーンラインが続く北斜面の方向、今では信じられないが、当時(昭和10年頃)は東京から最も近いスキー場(奥武蔵高原スキー場)であったという。

Hujinohana ◇刈場坂峠の脇から山道に入る。山道に平行して舗装された奥武蔵グリーンラインが続き、山道と舗装道路を交互に進むことになる。所々でツツジが見られ、藤の花が見頃を迎えていた。とりわけ藤の木が多く、こんな山中に「藤の名所か?」などと皆で話した。

◇大野峠の東屋でひと休み。樹林帯の沢沿いの道を下ると赤谷の集落に着いた。車が行き交う299号道路を進み芦ヶ久保駅に着いたのは4時少し前だった。

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大高山から天覚山

<日 程> 08.05.25(日)
<コース> 吾野駅-前坂-大高山-天覚山-東峠-カマド山-武蔵横手駅
<参 加> 11名

◇ここのところ周期的にお天気が崩れ、今日も朝から雨が降っている。行くか 止めるか迷うところだが、午後には上がるという天気予報に期待して出かけることにした。

◇集合場所の吾野駅前に集まったのは9名、さすがに参加者は少ない。一時は上がった雨もまた降り出して、雨具・スパッツを着けての出発となった。

◇線路沿いに進み暗いトンネルをくぐって駅の反対側に出た。お墓の脇から山道に入ると、いきなり急登。湿気の多い雨の中、20分も登ると汗が噴出してきた。衣類調整で小休止、振り返ると駅のホームが小さく見えた。

◇前坂着。子ノ権現方面から天覧山方面をつなぐ尾根道だ。ひと息入れて大高山へ向け出発。杉樹林に囲まれたこの道は展望はなく、アップダウンの繰り返しで思いのほかきつい。濡れた木の根に足を取られないよう慎重に進む。

◇大高山着。山頂は木々に囲まれて展望はない。大きな木には“大高山493m”の標識が巻きつけてあった。

◇大岩経由でしばらく進むと、上のほうから「オーイッ!」という声がする。見上げるとKさんの姿が、さらに進んで天覚山手前ではSさんが待っていてくれたのだから嬉しい。いずれも一つ手前の東吾野駅から登ってきたという。これで参加者は11名となった。

Tennkaku ◇徐々に雨も上がり、天覚山に着く頃には晴れ間も出てきた。天覚山は今日のコースで唯一東方向が開けた山頂、お弁当をひろげて雨上がりの展望を楽しんだ。

◇山頂を少し下って両峯神社跡に立ち寄る。かつて、こんな山中に神社があったというのだから不思議な気もするが、今は“両峯神社跡”の石柱が建ち、近くには屋根瓦のかけらや廃材などが残っていた。

◇東峠で一旦舗装された林道に出て左に進み、しばらくすると右へ山道が続いている。その先、久須美峠経由で武蔵横手駅へ向かう予定であったが急きょ変更、“カマド山”経由とすることにした。

◇昭文社の山と高原地図にはカマド山の表示はあるが、ルートの記載はない。前から気になっていたピークだ。数日前に訪れたというKさんの話では新しい標識もできてルートも整備されているという。

Kamadoyama ◇久須美峠へ向か手前から左(北)に入ると、踏み跡のはっきりした道が続いている。しばらくの下りで急な坂道を登り返したところが三等三角点のあるカマド山(293.3m)だ。そこには頑丈そうな真新しい標識が建っていた。

◇東西に山道は続き、どちらも里山・白子地区へとつながっているが、私たちは西側のルートをとった。途中、地元の通称・三角天というポイントを通過、白子集落経由で武蔵横手駅に着いた。

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八島湿原から蓼科山麓を歩く(後編)

【2日目】
◇立科山荘の周りは別荘地、朝食前に朝日が差し込む林の中を歩いてみるとヒガラ、コガラ、アカゲラ等など野鳥の鳴き声が心地いい。

Megamiko ◇前日の疲れもあって出発は9時。まずは近くの女神湖へ向かった。1周40分という湖畔を歩くと、正面には蓼科山がどっしりと構え、足元には所々でミズバショウの花も観られた。

◇15分ほどのドライブで蓼科山山麓“御泉水自然園”下にやってきた。駐車場に車を置いてゴンドラリフトで5分、蓼科山中腹の1830mに登ると自然園だ。伏水湿原を中心に色とりどりの高山植物、樹木をめぐる散策コースで整備されている。

Ezomurasaki ◇園内をめぐると、花の時期には少し早くその数は少ないが、一部にはエゾムラサキツツジやカタクリ、ショウジョウバカマ、アズマシャクナゲなどが咲いていた。

◇樹林帯を分けて木道を進むと 野鳥のさえずりが聴こえ 沢の流れはますます静か 遥か向こうに蓼科山が見える。思わず立ち止まりほっとひと息ついた。

◇ビジターセンターでひと休みしていると、売店の女性が“蓼仙の滝”へ通じる散策路があることを教えてくれた。往復1時間強の道程、お天気にも恵まれて早速出かけることにした。

◇しばらくはカラマツ林の中の快適な散策路、しかしそれも束の間、道は突然階段状の急な下り坂となり、どこまでも続いている。帰りの登り返しを心配しながら進むとやがて“蓼仙の滝”が現れた。それほど大きな滝ではないが苔むした岩肌から流れる水は冷たかった。

◇帰り道は直登を避けて、迂回路(小鳥の径)があったのだから助かった。距離は長いが傾斜は緩い。ゆっくりとしたペースで進むとコメツガ、シラビソ、ブナなどの木々に囲まれて高山気分味わうことができた。

Nagato ◇ゴンドラリフトで下り、車に戻って長門牧場へ。昼食はレストランの外にあるテーブルに陣取り、放牧された牛や馬を見ながら 目の前に迫る蓼科山を見ながら と考えたのだが思いのほか風が冷たい。標高が高いこの辺り、日差しは強いがじっとしていると寒くなり、急いでレストラン内に戻った。

◇次の予定は懐古園見学。しかし、皆さんの希望もあって急きょ変更、“渥美清 こもろ寅さん会館”を覗くことにした。

◇館内には、“男はつらいよ”のポスターを始め、撮影で使用した衣装の実物、くるまや10分の1の模型、歴代マドンナの写真、国民栄誉賞の盾と賞状などの展示物や、“くるまや”を模した喫茶室などがあった。

◇帰り道は上信越道・佐久ICから東京へ。好天に恵まれた二日間のドライブ旅行は終わった。

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八島湿原から蓼科山麓を歩く(前編)

<日 程> 08.05.21(水)~22(木) 一泊二日
<コース> 【1日目】 東京=中央道・諏訪IC=踊場湿原(散策)=美ヶ原高原(散策)=八島湿原(一周)=立科山荘(泊)
【2日目】 立科山荘=女神湖(一周)=(ロープウエィ往復)御泉水自然園-蓼仙ノ滝(往復)=長門牧場=渥美清・こもろ寅さん開館(見学)=佐久IC(関越道)=東京
<参 加> 9名

【1日目】
Komagatake ◇車2台に便乗して出発。中央道を進み見晴らしの良い八ヶ岳SAで小休止、好天に恵まれ目の前には八ヶ岳連山が、左方向には駒ケ岳や鳳凰三山など雪を被った南アルプスの山々がはっきりと見える。とりわけ、男性的は駒ヶ岳の雄姿が素晴らしかった。

◇諏訪ICで降りて諏訪白樺湖小諸線を北へ、車はどんどん高度を上げる。霧が峰高原には、八島湿原、車山湿原、踊場湿原の3つの湿原があり、まずは手前に位置する踊場湿原にやってきた。

◇標高1600mを越すのこの辺りは、春の訪れもゆっくりで木々の芽吹きも始まったばかり、花芽のついたレンゲツツジが満開になるのはもう少し先だ。

◇山菜取りを楽しむ地元の女性のアドバイスもあって、1周散策(40~50分)は途中であきらめ、美ヶ原へ向かうことにした。しかし、草原の枯れ木や枯れ草に止まるノビタキやウグイスの姿が見られたのはラッキーだった。

Utukusigahara ◇ビーナスラインを快適にドライブ、かつて有料のこの道路、いまは無料となっているのだから嬉しい。山本小屋前の駐車場に車を置いて、“美くしの塔”の前までやってきた。この辺りの標高は1800を越しており、日差しは強いが風は冷たい。風下を向いての昼食となった。

◇美ヶ原の魅力はなんと言っても360度の大パノラマだ。西側には穂高連峰・槍ヶ岳から鹿島槍・白馬岳方向へ連なる北アルプスが、南側には南アルプスや八ヶ岳の山々、富士山も顔を覗かせている。「なんと贅沢な景色…」と誰かが言った。

Yasima ◇次は八島湿原。1周約90分、踊場湿原に比べるとさすがに観光客は多い。花の時期に少し早いのが残念だが木道や砂利道を進むと所々に池があり、湿地帯の中から蛙の鳴き声が聞こえてくる。

◇この蛙 シュレーゲルアオガエルというそうだ。八島ビジターセンターでは「シュレーゲルアオガエルの蛙鳴(あめい)は環境省の自然の音百選に選ばれている」との説明が受けた。

◇湿原を一周し出口近くで、前からやってくる当会会員のMさんと出会ったのだから驚いた。Mさんは近くのホテルに宿をとり、何人かのお友達とやって来たという。思わぬところでの出会いに、しばし話が弾み別れを惜しんだ。

◇時間も遅くなり車山高原や白樺湖は通過、立科山荘に着いたのは4時30分頃だった。

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川苔山

<日 程> 08.05.18(日)
<コース> JR鳩ノ巣駅-大根ノ山ノ神-鋸尾根経由・大ダワ-舟井戸-川苔山-赤杭尾根経由・赤杭山-古里駅
<参 加> 19名

◇今回は、奥多摩では人気の山・川苔山(川乗山)、いくつかあるルートのうち鳩ノ巣駅から鋸尾根経由で山頂を目指すことにした。駅前には私たち以外にも出発前の準備運動で身体をほぐす大勢の人たちの姿があった。

◇駅前を出発すると間もなく山道に入る。気温が高く20分も歩くと身体が火照ってきた。衣類調整のため小休止、後から大勢の登山者が追い抜いていった。

◇大木の根元に小さな祠が祀られた大根ノ山ノ神着。東側(右側)の巻き道をたどって舟井戸へ向かう分岐点だ。私たちは左側のルートをとって進むと、さらにその先にも分岐点がある。

◇左方向へは杉ノ殿尾根経由でコブタカ山から大タワへ、直進ルートは鋸尾根経由で大ワタへ向かう道だ。どちらも大タワで合流するが、“夏山訓練山行”と銘打った今回は、起伏の激しい鋸尾根ルートをとった。

◇登りはじめるといきなりの急登、岩場状の部分もあって三点確保で慎重に進む。鋸尾根の名の通りアップダウンもあってきついコースだ。所々で見頃を迎えたミツバツツジがバテ気味の私たちを癒してくれた。

Sinnryokunoyama ◇コブタカ山からの合流点を通過、杉林を抜けると新緑に囲まれた樹林帯に入る。傾斜も緩やかになり、快適は尾根歩きを楽しむことができた。

◇ピークを下って広い場所に出るとそこは舟井戸、東側からの巻き道合流点だ。時計はすでに12時を回って腹ペコ状態、しかし“山頂での昼食休憩”が皆さんの希望、もうひと頑張りすることにした。

Kawanori ◇急な登りでひと汗かくと1363.3m川苔山山頂に着いた。さすがに人気の山、ところ狭しとお弁当を広げる登山者の姿があった。お天気は予報に反して曇り空、ガスがかかって残念ながら展望はない。私たちも山頂を少し下ったところでお待ちかねのお昼とした。

◇日差しもなく標高が高いので、じいっとしていると冷えてくる。お昼休みは時間を繰り上げて下山することにした。少し距離は長いが赤杭尾根を辿って古里駅へ向かうルート、新緑の樹林帯が続き気持ちがいい。

◇途中、三等三角点のある赤杭山(923.6m)のピークを踏む。辺りは木々に囲まれて展望はなく、山頂標識には“赤久奈山”の表示があった。

◇長い下山道を下り、古里駅に着いたのは、午後4時30分頃だった。

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愛鳥週間に思う

◇5月10日~16日まで “愛鳥週間”が終わった。1947年の“バードデー”制定から数えて今年は61目回目、全国各地で“探鳥会”や野鳥愛護をテーマとした“ポスターコンクール”などのイベントが行われた。

◇春になると野鳥のさえずりが急に賑やかになり、やがて巣作り、産卵、抱卵、育雛など 野鳥たちにとっては1年中で最も大事な 忙しい時期を迎えることになる。最近、私の元にも日本野鳥の会のキャンペーンポスター・「ヒナを拾わないで!」が送られてきた。

◇ヒナがかえり、巣立ちの段階でうまく飛べずに落ちるものもいる。しかし、ケガをしていなければそのまま放置してほしい。近くには必ず親鳥がいて給餌・誘導し、必ず飛べるようになるのだから心配ない。人が手を出し親子を引き離すことは“誘拐?”になるのだから要注意、などと記されている。親子の絆を信じて静かに見守ってやることは大事なことだ。

◇また、野鳥への“餌付け問題”が言われて久しい。先日のテレビでは、毎日のようにカラスに餌付けをする人がいて、その家の近くには大量のカラスが群がり近隣の人たちは鳴き声と糞害に悩まされ大迷惑という番組が紹介された。

◇これは少し極端な例としても、公園などで、ハトやカルガモなどにエサを与えている人の姿はよく見かける。「可愛いからエサをやる」「鳥たちの喜ぶ姿を見たい」という気持ちはよく分かる。

◇しかしそれも度が過ぎると、長い間には特定種の増加による生態系の乱れや人間依存による生存力の低下等など、多くの問題点を引き起こすことも事実。野生動物に安易にエサを与えることには、やはり問題がある。

◇“野鳥との共生”ということが言われるが、人と野鳥(野生動物全般に言えることだが)は互いに距離を置き、より自然な状態を保つことは大切なこと、人の介入は余計なお節介であることが多い。

◇日本鳥類保護連盟では「愛鳥度テスト」として次のような設問をしている。
小鳥のヒナをヘビが襲っているのを目撃したしたとき、あなたならどうしますか?

①キャッと言って逃げる
②ヘビを殺す
③ヘビを捕らえて遠くへ持っていって放す
④何もしない

◇同連盟の正答は④だ。ヒナには可哀想だが、そうしなければヘビの生活が成り立たないというのだ。

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富士山から宿谷の滝

<日 程> 08.05.11(日)
<コース> JR高麗駅-聖天院-高麗神社-天神社-富士山-白銀平展望台-物見山-高指山-高麗本郷-高麗駅
<参 加> 15名

◇朝からの雨で心配していたが、高麗川駅前には予想を上回る15名の元気印が集まった。参加者の中には「高麗神社に行ったことががない」という人たちがいたので、少し遠回りをして聖天院・高麗神社経由とすることにした。

◇雨具を着け傘をさしての出発となったが、30分も歩くと聖天院に着いた。聖天院は奈良時代、国難を避け日本に渡来した人たちの首長・高麗王若光を始めとする一族の菩提樹だ。境内には“高句麗若光王陵”と記された石碑が建ち王の墓があった。

Komake ◇すぐ隣には若光王を祀る社・高麗神社がある。しっとりと雨の中、広い境内はきれいに清掃が行き届いて気持ちがいい。参拝を済ませて裏手に回ると“高麗家住宅”が建っている。高麗家住宅は、高麗神社の神官を勤めてきた旧家とか。江戸時代初期の重要民家として国の重要文化財に指定されている。

◇舗装された車道を歩いて天神社に着いた。近くには製茶機械発明家である“高林謙三生誕地の石碑が建っている。

◇ゴルフ場の脇を通って山道に入り、4等三角点のある富士山(221.2m)に着いた。山頂には浅間神社が祀られており、先ほど辿った天神社とは一体のものとして村人の信仰を集めているという。

◇白銀平展望台手前には東屋が建ち、近くにはトイレもある。雨の中、私たちにとっては格好な昼食会場となった。昼食後念のためにと展望台に登ってみると、予想に反して展望は良い。山並みを眺めてひと回り、少し得した気分になった。

Syukuya ◇宿谷の滝は落差12m、滝壺に近づくと水量も多く苔むした岩壁から流れ落ちる様は見応えがある。他にハイカーの姿はなく、貸切状態だ。

◇宿谷の滝から物見山へ向かう山道は、急な登りが続きひと汗かかされる。一旦舗装道路に出てしばらく進み、標識に従って登りにかかると一等三角点のある物見山山頂だ。木々に囲まれて展望はない。

◇西方向に進むと展望台、いつもなら大勢のハイカーで賑わうところだが悪天候のために人影はない。早々に下山にかかり舗装された道に出て駒高集落でひと休み。高指山の電波塔を左に見て再び山道に入った。

◇この先、日和田山経由で高麗駅に向かう予定であったが、「“小滝?”を見ては…」という話が持ち上がり、急きょコース変更、右斜め方向(標識はない)に下って滝を見に行くとにした。

◇やや分かりにくい急な道?を左に下るとその滝はある。水量が少ないのが残念だが、落差は6~7mはあるだろうか? 私にとって初めて見る滝だった。

◇少し戻って日高本郷へ下り高麗駅に着いた。

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満開のシロフウリン探訪

<日 程> 08.05.06(火・祝)
<コース> 東上線・越生駅=麦原入口-戸神-芳賀山-野末見展望台-飯盛峠-フウリンツツジ-町屋敷-西吾野駅
<参 加> 24名

◇越生駅からバスに乗り換えて麦原入口で降りた。大型連休最後の日、好天に恵まれて大勢の仲間が集まった。

◇あじさい道路を進み途中左へ、こちらは“ふるさと歩道”と記された戸神方面への分かれ道だ。日差しが強く木陰を見つけて小休止、いつもながらの冷たいリンゴをご馳走になった。

◇山道に入って登りにかかると、右手の尾根道に羽賀山がある。地図上にには566.5mとあり三角点表示があることから、何人かで確認に行ったが三角点を見つけるとは出来なかった。

◇ほどなく野末見展望台、少し手前の日差しが避けられる場所を見つけて昼食休憩。新緑に囲まれたその場所は、時々風が通って気持ちがいい。

Doudairahoumenn ◇展望台からは360度が開けて見えるが、気温が高く遠くの山々はかすんで見える。山座同定、しばし奥武蔵や秩父の山々を眺めて展望を楽しんだ。

Sirohuurinn ◇大平尾根を辿ってグリーンラインに出ると、車やバイクが時々行き交うのが気になった。“フウリンツツジ”の標識に従って右に入り、杉林を進むと本日お目当てのシロフウリンがあり、白い花を沢山着けて見頃を迎えていた。

◇案内板にはシロヤシオ(シロフウリン)とあり、「ツツジ科の落葉低木。正式名称はゴヨウツツジだが、地元ではシロフウリンと呼ばれてきた…。山中にこれほど太いものは珍しい」と記されている。

◇グリーンラインを少し戻り、ガードレール際の分かりにくい山道に入って下りにかかる。樹林帯に中をはっきりとした道が続き、里に出たところだ町屋敷だ。その先は、舗装された長い道、約1時間かけて西吾野駅へ向かった。

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スリーデーマーチに参加して

◇5月3日から5日まで、都立小金井公園を中央会場とした「第13回東京国際スリーデーマーチ」に参加した。

◇サクラ、ケヤキ、花水木の3つのルートに分かれ、ルートごとにそれぞれ10㌔、20㌔、40㌔のコースがあり、他にも武蔵野文学散策や公園内エンジョイウォーキングなどの距離の短いコースもある。

◇初参加の私は20㌔コース(正確には20.9㌔、24.2㌔、22.7㌔、合計67.8㌔)を選択、三日間の完歩を目指した。しかし平地歩きは予想以上にきつい。後半はややバテ気味となり苦労したが、何とか三日間の完歩を達成することができた。

◇終わってみると足の裏には何ヶ所もまめができ、筋肉痛にも悩まされることになった。つい張り切り過ぎてハイペースとなり、無理したことが要因と反省している。

Syuppatu ◇1日目はサクラコース(小平グリーンロード、野火止用水、玉川上水など)、雨の中のスタートとなった。スタート時、前の方に位置した私は先頭集団の中に入ってしまったのがいけなかった。皆さん かなりのハイぺース、負けじと着いていったが、10㌔を過ぎる辺りから急に左膝が痛み出し、親指辺りにはまめが出来てきた。

◇後半はペースが落ち、追い抜かれることが多くなったが、頑張って3時間40分でゴール、途中トイレ休憩程度で昼食抜きで歩き通した。

Otaka ◇2日目はケヤキコース(万葉植物園、お鷹の道、谷保天神など)は、前日のハイペースを反省し休憩をたっぷりとって5時間50分。3日目は花水木コース(井の頭恩賜公園、神代植物公園、深大寺など)を5時間20分で歩いた。

◇日本ウォーキング協会などが主催するウォーキング大会は、全国で15ヶ所で開催されているが、参加者は北海道から沖縄まで全国からやって来る。

Suride ◇ゼッケンに“滋賀県・湖南市”と記された60代と思われる女性に声をかけると、「昨日の夜行列車でやってきた。今日、明日は近くに宿をとり20㌔コースを完歩の予定、全国15ヶ所の大会はすべて歩いた。」というのだから驚いた。

◇徳島、大分、大阪、北海道などと記されたゼッケンも見られたが、全国の大会参加を楽しみにしている方々が大勢いるようだ。

◇どこまで出来るか自信はないが 「できるだけ多くの大会に参加したい!」「ペース配分を考えて40㌔コースにも挑戦したい!」 などと考えた。

◇少し疲れたが“完歩賞”を貰い満足の三日間だった。

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昭和記念公園散策

◇4月29日(火・祝)昭和の日、昭和記念公園で同園主催、日本野鳥の会奥多摩支部の協力による探鳥会が開催された。時間は午前7時30分から9時30分までの2時間だ。

◇受付を済ませるとスタッフを含め130名を超える皆さんの参加があり、大勢の人たちで賑わっていた。ちなみに本日は無料開放日、一般客の入園は予定を30分繰り上げて9時からとか。

◇同園担当者の挨拶の後全体を9班に分け、班毎にスタッフから説明、注意事項を受けて出発した。

◇開園前とあって園内は静か、前の池の少し離れたところではチュウサギ、カルガモ、カイツブリなどの水鳥が泳いでいた。

◇新緑に覆われた林に入るとエゾムシクイやセンダイムシクイの鳴き声が… すぐ近くにはウグイスのさえずりも聞こえてきた。

◇キョロッキョロッ キヨコキヨコと甲高い鳴き声はガビチョウか? いやクロツグミのようだ。ゆっくり慎重に歩を進めるが、やがて鳴き声は止みその姿を確認することは出来なかった。

◇広場に出ると、ムクドリやツグミ、カワラヒワなどが地面に降りてお食事中。近くではコチドリが確認できたのだから嬉しい。

◇“みんなの原っぱ”近くでは、木に止まったビンズイ発見、オオルリの鳴き声も聞こえてきた。キビタキを確認した班もあったとか。

◇最後の鳥合せは各班毎に報告があり、30種を超える種類を確認することができた。

Popi ◇探鳥会が終わって解散する頃から一般客が少しづつ増えてきた。園内を散策すると、ポピーやチューリップ、菜の花などが一面に咲いて見事だった。

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