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紅葉の三国峠越え(後編)

◇2日目、朝から小雨が降っている。予定では谷川岳ロープウエィとリフトを使って天神山に登り、山頂周辺の紅葉散策を楽しむことになっていたのだが…。

◇時間を遅らせて9時過ぎにホテルを出発。ロープウエィ乗場の駐車場に着いたが雨足はますます強くなるばかり、風も出てきた。このお天気で展望散策は無理、ロープウエィは諦めて、さらに車で奥まで入ることにした。

Itinokura1Itinokura ◇紅葉に染まる黄金色のトンネルを進むと駐車場があり、「一ノ倉」と記された説明版があった。ここは車で入れる終点だ。剣岳、穂高岳とともに日本三大岩場として知られる一ノ倉、晴れていれば紅葉に染まる景観が観られたはずなのだが残念。

◇山の雰囲気だけを味わい、雨に打たれながらの散策もそこそこに、車に戻って水上方面へ向かう。

◇山を下りて水上市街にに入り、小休止のため街道沿いの道の駅に車を止めると、思いがけずに駐車場の脇から、“諏訪峡遊歩道めぐり”の道が続いている。みんなの意見で、急きょ遊歩道を散策することになった。

◇この辺りから雨も上がってお天気は回復傾向。「もう少し時間がずれていれば谷川岳の紅葉が…」と悔やむことしきりだが仕方がない。雨上がりの遊歩道散策に出発した。

◇諏訪峡は利根川沿いに整備された遊歩道、全長2.5kmでゆっくり歩いて1時間30分、珠簾の滝、坊岩、乳岩などの見どころがある。

Suwasannsaku ◇駐車場脇の清流公園から利根川沿いの遊歩道を進み、紅葉橋を渡ると対岸に出た。よく整備された道は雨上がりで滑りやすい。所々で立ち止まり渓谷美を楽しみながら進むと、工事中で通行止めの箇所があり、途中から迂回路を通って戻ることになった。

◇清流公園で“足湯”に浸かり休んでいると、前の遊歩道を撮影隊?が通った。後で聞くとテレビ番組“いい旅夢気分”の取材撮影とか。

◇帰り道はガラス工芸品の店に立ち寄り、関越道・月夜野ICで東所沢駅前に向かった。

【番外編】
Kotora ◇「わたくし 生まれも育ちも葛飾柴又 帝釈天で産湯をつかい… 」
名調子で登場するはフーテンの寅さん ならぬ“フーテンの小寅さん”によるものまね漫談の始まりだ。

◇前日泊まったホテルの“おたのしみ演芸会”でのこと、巧みな話術とものまねで抱腹絶倒、会場は大受けだった。

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紅葉の三国峠越え(前編)

<日 程> 08.10.22(水)~23(木)
<コース> 【1日目】東所沢駅前=関越道・月夜野IC=新潟県側登山口-三国峠-長岡藩士の墓-大般若塚-永井宿=ホテルシャトー猿ヶ京(泊)  【2日目】ホテル=一の倉沢入口駐車場=道の駅-諏訪峡散策=関越道経由東所沢駅前
<三国峠越えハイキングコース> 
 その昔、三国街道は越後と関東を結ぶ重要な街道、なかでも三国峠は最大の難所であったと言う。かつてこの峠は、越後9大名が参勤交代に…、戦国武将・上杉謙信が関東制覇を狙って…、歌人与謝野晶子・鉄幹夫妻が駕籠に乗って…など等歴史上の著名人が越えた道。 幕末には、戊辰戦争の前哨戦と言われた三国戦争の舞台となったところでもある。
 今は三国峠から永井宿までは中部北陸自然歩道の三国路自然歩道となり、快適なハイキングコースとなっている。
<参 加> 10名

◇マイカー2台に便乗し東所沢駅前を出発、月夜野IC経由で新潟側の登山口に着いた。車2台のうち1台は下山口の永井宿近くの駐車場に運んで戻ってきたのは10時50分、身支度を整えて出発した。

Mikunitouge ◇広く明るい山道に入ると紅葉が始まりヒンヤリとした空気が心地よい。途中「三国権現御神水」と記された湧き水を口に含み先に進むと、登りも徐々きつくなってきた。しかしそれもひと時、45分ほどで三国峠(1244m)に着いた。

◇三国峠には「御阪三社神社」が建っている。越後の弥彦、上野の赤城、信州の諏訪の三社を祭ってあることからこの名があり、この峠が群馬と新潟県の県境になっている。

◇峠からの展望は良く、北側には三国山が迫り米粒のような登山者の姿も見える。色づき始まった紅葉を楽しみながら昼食休憩とした。傍らの石碑には“三国峠を越えた人々”として坂上田村麻呂や弘法大師、伊能忠敬、良寛禅師、川端康成、北原白秋、船橋聖一など等多くの著名人の名が刻んであった。

Mikuniji2 Mikuniji1 ◇樹林帯に入り落葉のジュータンを踏みしめながら進むと紅葉は真っ盛り、広い山道は傾斜も緩やかで快適な稜線漫歩を楽しんだ。coldsweats01

◇この辺り歴史上の多くの史跡が残っているが、三坂茶屋跡には“三国街道の或る一日”として、「文久三年二月十五日 長岡藩主奥方一行 御人四人 次女中四人 陸尺三十一人 雇方同勢三百人 馬子八十九人など 総計五百七十八人」との記録があり、このように一つの行列としても数多くの人が往き来して当時の交通の盛大さを偲ぶことが出来るという説明があった。

Daihannnyazuka ◇大般若塚着、このコースのほぼ中間点だ。昔、この辺りには妖怪が現れ、往来の旅人を嚇かし危害を加えることがあった。その後人々は、妖怪の正体は風雪の為にこの峠で命を落とした人たちの霊であろうと気付き、死者の冥福を祈り供養塔を建てたという。

◇昔からの言い伝えや歴史の世界に浸りながら散策すること4時間強、小さな宿場町・永井宿に着いた。新潟側の登山口駐車場に置いた車をとりに往復し、ホテルに着いたのは4時30分頃だった。

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大菩薩嶺

<日 程> 08.10.19(日)
<コース> 高尾駅=塩山駅=(タクシー)福ちゃん荘前-大菩薩峠-サイの河原(旧峠)-神部岩-雷岩-大菩薩嶺-丸川峠-丸川峠分岐=(タクシー)塩山駅=高尾駅
<参 加> 22名

◇塩山駅からタクシー5台に便乗して福ちゃん荘前に到着すると大勢の登山者で賑わっていた。少し手前の上日川峠までは車で入り山道を辿ると、ここは格好の休憩ポイントになっている。

◇この先大菩薩嶺までは、最短コースの唐松尾根を辿るコースと大菩薩峠経由で展望の尾根歩きを目指すコースとに分かれるが、私たちは後者を選んで10時30分、出発した。

◇よく整備された山道に入ると木々の合間から木漏れ日が差し、少しずつ紅葉が始まっている。途中、タクシーの運転手さんが「来週末ころが見頃だね…」と話していたが、樹林帯のなかを進むと黄、赤、橙色などが入り混り、朝の空気にマッチして清々しい。

Daibosatu1 ◇朝の雰囲気を楽しみながら登ること45分、介山荘に着いた。小屋の脇を抜けると「大菩薩峠 海抜1897m」の標識が建ち、明るく開けた場所に出る。そこは西側の展望が開け、八ヶ岳から南アルプス、少し進めば富士山の雄姿を見ることもできる。しばし案内板に従って山座同定、開放的な気分に浸った。

Daibosatu2 ◇大菩薩峠から雷岩にかけての稜線歩きは人気のポイントだ。私にとっても大菩薩嶺は“また登りたい山”の代表格、とりわけこのコースが気に入っている。

◇季節などによってもそれぞれに味わいがあり、今では交通機関を上手に使えば日帰りで十分に高山の雰囲気に浸ることができるのだから嬉しい。

◇広大な展望が得られる尾根道を早足で歩いてはもったいない。所々で立ち止まり大パノラマを楽しみながら歩を進める。先の尾根を登るカラフルな登山者の姿が… 後を振り返ると介山荘が稜線の彼方にポツンと見えた。

Kannbeiwag ◇海抜2000mの標識の建つ神部岩を通過、稜線展望の終点・雷岩で昼食とした。標高は高いが日差しが強く寒さは感じない、むしろ汗ばむほどだった。

◇休憩後、福ちゃん荘経由上日川峠へ下る道・唐松尾根を左に分けて大菩薩嶺へ。樹林帯の中の進み、10分ほどで三等三角点のある山頂(2056.9m)に着いた。この山は日本百名山に名を連ねているが、山頂は木々に囲まれて展望はない。写真撮影の後下山にかかる。

◇下山を始めて間もなく、「やまなしの森林100選 大菩薩稜線のコメツガ林」の看板が立っている。この辺りはコメツガやミズナラなどの木に混じってブナの木も多く、時には大きなブナに見とれることもあった。

◇山の北面に位置するこの辺りは、一日中陽が指ささず、ジメジメと湿気を含み木の根や石が滑りやすい。慎重に時間をかけて進む。

Marukawatouge ◇樹林帯を抜けて丸川峠に着くと、草原のような開けた場所に出た。小休止。この辺り、紅葉も進んで正に秋の気配、ひと息入れて出発とした。

◇16時、木の根や岩が多い道を時間をかけて下り丸川峠分岐に到着。予め手配しておいたタクシーで塩山駅へ向かった。

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コスモスが咲いた

◇柳瀬川沿いの遊歩道を毎朝歩くのが日課、私にとってお気に入りの散歩道だ。途中、清瀬金山緑地公園を散策し、水鳥たちに出会えることも楽しみのひとつになっている。happy01

◇とりわけ、カワセミやカルガモやセイキレイ、カイツブリ、コサギ、アオサギなどの水鳥の数が多く、休日ともなれば調整池の周りは大砲レンズを構える人たちで賑わう撮影ポイントだ。

Kosumosu3 ◇公園近くにはコスモス畑があり今年も見事は花を咲かせている。“秋桜”との言うこの花はメキシコ原産の外来種だが、日本の風土に良くあってどこでも見かける可憐な花だ。

◇だが、台風などで倒されてもまた立ち上がり、花をつけるというほど強い花、弱々しい見かけとはだいぶ違うようだ。

Kosumosu1 Kosumosu2 ◇今年も見頃を迎えたコスモス畑に、どなたが読まれたのか? おしゃれな詩が記されていた。confident

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西平山から大遠見山

<日 程> 08.10.12(日)
<コース> 飯能駅=小殿-西平ノ尾根経由・西平山-大遠見山-藤棚山北-北東に伸びる尾根経由・中海戸(バス停)=飯能駅
<参 加> 16名

◇10月に入って朝晩めっきり涼しくなり秋の気配を感じる今日この頃、小殿でバスを降りると乾燥した空気がヒンヤリとした。低山歩きに絶好なシーズン到来だ。(゚ー゚)

◇今回は読図訓練を兼ね、ルート表示の無い尾根道をたどるもの。コース説明を受け注意事項を確認してイザ出発。

Nisideera ◇小学校の脇の道を通り、しばらく進むと尾根にとりつく急な登りが待っていた。樹林帯の中の道なき道、藪こぎを強いられること15分、傾斜も緩み踏み跡のある尾根道に出た。

◇登り下りを繰り返し4本松と云われる592m地点を通過、伐採が進み南面が開けた場所に出るとホッとひと息、金毘羅尾根の稜線が手にとるようだ。

◇再び樹林帯に入り30分ほどで西平山のピーク(732m)。山頂は木々に囲まれて展望はない。しばし休憩で先を急ぐ。

Ootoumi ◇比較的広いピークを見つけて昼食休憩としたが、しばらくすると身体が冷え、陽だまりが恋しくなって来た。昼食休憩後5分ほどで大遠見山(733m)に着いた。こちらは南西方面が開けて陽も入り、展望の良いポントだったのだが…。

◇やがて蕨山と藤棚山の中間点・金毘羅尾根に合流、しばらく蕨山方面へ進み、途中北へ人見尾根を辿って人見へ下ることにした。この尾根は急な下りの連続で、時にはロープを使い間隔を開けて下るので時間がかかった。

◇また、踏み跡のない急斜面は立ち木が頼りだが、時には枯れ木を掴んだり、落石などケガをすることがあるので要注意だ。

◇しばらく進むと「この道はおかしい! もう一つ右側の尾根ではないか?」と気付いた。そう云えば? と、みんなで地図と磁石をにらめっこ。「先ほどの通過点で右方向につながる尾根道があった」と誰かが…。w(゚o゚)w

◇結局、通過点(分岐点)を左に進路をとったことが間違いだったことが分かったが、戻るには時間がかかる。そこで、このまま下り名郷と人見の中間点・中海戸へ向かうことにした。

◇踏み跡のない斜面を悪戦苦闘の末、中海戸のバス停に無事到着してホッとひと息つくと、バスは間もなくやって来た。coldsweats01

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第8回ロングウォークちちぶ路

<日 程> 08.10.05(日)
<コース> 秩父鉄道・長瀞駅-宝登山-長瀞アルプス-出牛峠-糠掃峠-不動山-間瀬峠-雨乞山-榎峠-陣見山-大月峠-虎ケ丘城址-筑波峠-羅漢山-寄居駅
<参 加> 単独

◇以前から気に掛けていたイベント「ロングウォークちちぶ路」に参加した。コースは7km(ふるさとコース)、17km(エンジョイコース)、27km(ロングコース)の3コースだが、狙うはもちろん27kmコースだ。

◇交通機関との関係でスタートは8時、やや遅い時間となった。時間を取り戻そうとついついペースは早くなり、宝登山着は8時50分、予定よりも20分早かった。

Jyuutai ◇展望の良い山頂の眺めもそこそこに次に向かったのは根古屋・長瀞アルプス方面、そこには丸太階段の急な下りが待っていた。参加人数が多く(募集人員1000名)危険な箇所は時間がかかり大渋滞。

◇長瀞アルプス経由で第1チェックポイントを通過、ここから野上駅へ下るとふるさとコースのゴールがある。出牛峠でひと息入れて糠掃峠経由で不動山着。山頂は木々に囲まれて展望はない。

Paraguraida ◇山頂からは一旦車道に下り、間瀬峠経由で登りつめたところが雨乞山だ。展望の良い山頂はパラグライダーの発進場であり、カラフルなパラグライダーが大空を舞っている。開放的な気分に浸り、大勢のハイカーに混じって昼食休憩とした。

◇雨乞山出発12時20分。榎峠へ下ると第2チェックポイントがあり、樋口駅へ下るとエンジョイコースのゴールがある。27kmコースを選んだ私は通過証明書(通過順位372)を受け取って先に進んだ。

◇二等三角点のある陣見山(531m)から先はアップダウンが続き、きついアルバイトを強いられる。大月峠からの登りにかかったところで当会会員のSさんを発見、思わぬ場所での出会いにしばし立ち話、彼はこのイベントに毎回挑戦しているという。

◇Sさんと分かれ虎ケ岡城址経由で第3チェックポイントに着いたのは14時30分、通過証明書を受け取ると順位は317番だった。

Tuburatako ◇円良田湖の湖畔をめぐり羅漢山への丸太階段は最後の登り、急な登りは疲れた身体には堪えたが、距離が短いので助かった。

◇山頂からは五百羅漢の石仏を見ながら下ると少林寺。その先は、寄居駅まで約40分の舗道歩きだが、実際の時間よりも長く感じられた。

◇寄居駅前には15時40分着、「完歩証明書」を受け取った。歩行距離は27km、歩行時間は休憩込みで7時間40分だった。

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浅草岳・守門岳(後編)

【2日目-守門岳】
喜楽荘=登山口-布引の滝分岐-田小屋分岐-小烏帽子-守門岳-青雲岳-大岳への分岐-滝見台(1000m中間点)-護人清水-猿倉橋駐車場=小出IC=関越道経由川越駅前

◇貸切バスに送られて守門岳登山口から歩き始めたのは7時5分、山道に入ると気持ちの良いブナの原生林が待っていた。昨日は雨にやられたが、今日はお天気に問題はないようだ。

◇しばらくは急な登りで汗をかき、1時間もすると布引ノ滝分岐にやって来た。この辺りから展望が開け、前方右方向にはこれから向かう山並みが見える。さすがに山深く、ジイーッと眺めていると吸い込まれそうな錯覚に陥る。とうとうと流れ落ちる滝は布引ノ滝だろうか? 所々に雪渓も見える。

◇後ろを振り返ると、昨日登った浅草岳の雄姿が…、急登を強いられた山にも係わらず、稜線がなだらかに見えるのは不思議なくらいだ。

Sumonnhe ◇小烏帽子を通過する辺りから草地となり高山植物も多く見られる。前方に形の良い守門岳がその姿を現すと思わず勇気百倍、足取り軽く? いっきに山頂を目指した。coldsweats01

◇10時50分、守門岳山頂着。守門岳は袴岳・青雲岳・大岳の三連山からなり、主峰がここ袴岳だ。二等三角点のある山頂は思いのほか狭いが、展望は良く360度の大パノラマが待っていた。

Sumonn ◇浅草岳や八海山、駒ケ岳、越後三山、磐梯山等などの山々を眺めてしばし山座同定。運が良ければ佐渡島をも望むこともできるとか。山頂標識には小さな鐘がぶら下がっている。周りを気にして小さく鳴らしてみた。

◇山頂でたっぷり時間をとって(45分間)昼食休憩、ここで宮城県から参加のTさんとはお別れだ。名残を惜しみまたの再会を約して彼は登って来た道を戻って行った。bearing

Seiunndake ◇私たちはその先青雲岳へ。途中、草地の中の木道をすすむが、展望が開けて快適な尾根歩きを楽しみ25分ほどで青雲岳に着いた。

◇その先、大岳分岐を右に分けて下山にかかる。下りの道は、雨水で土がえぐられ、木の根が露出する急斜面、思いのほか時間がかかる。“滝見台・オカバミの滝”の標識もあるポイントでひと息入れると、左後方に長く流れ落ちる滝が見えた。

◇しばらく進むとブナの原生林の中に入った。大きなブナの木を仰ぐと眩しいような緑の葉の合間に青空が見える。なんとも清々しい気分だ。

Bunarinn ◇この辺りは多雪地帯。水分を多く含んだブナの木は、雪の重みで曲がってもやがてまっすぐ伸びていく。ブナは落葉広葉樹、落葉でできた柔らかい土は小さな生き物の宝庫、多くの野鳥たちもやって来る。ブナの木は、稀少動植物を守るためにも何時までも残したい森の宝物だ。

◇さらに下って“護人清水”着。そこには湧き水は音を立てて流れ落ちている。しかし、傍らには「スズメバチ注意!」の看板が… 見上げると大きな木にハチの巣が見える。大急ぎで乾いた喉を癒し退散することにした。bearing

◇15時50分、予想以上に苦戦して予定時間をオーバー 猿倉橋駐車場に着いた。すでに待機のバスに乗り、小出ICから関越道経由で川越駅前へ向かった。

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浅草岳・守門岳(前編)

<日 程> 08.09.27(土)~28(日)
<コース> 1日目-浅草岳  2日目ー守門岳
<参 加> 19名
【1日目-浅草岳】
川越駅前=関越道経由小出IC=浅草岳展望休憩所(駐車場)-浅草岳登山口-前岳-浅草岳-前岳-桜ゾネ登山口(駐車場)=民宿(泊) 

◇今回は貸切バスを使って越後の名峰・浅草岳と守門岳の2山へ。集合場所の川越駅前を出発したのは午前7時35分だった。交通渋滞もなく順調に進み、登山口手前の駐車場に着いたのは11時、予定よりも1時間早く着いた。delicious

◇11時10分。身支度を整え軽い体操で身体をほぐしてイザ出発、10分ほどで浅草岳登山口に着いた。登山道に入るといきなりの急登、不用な物はバスに置いてきたので荷物は軽いが、しばらくすると息が切れた。

Asakusadaklehe ◇しかも山道に入って15分ほどで心配していた雨がポツリ… 雨足は徐々に強くなり全員が雨具を着けた。急な斜面を流れ落ちる雨水で足元は滑り易く、ゆっくりペースで黙々と登る。

◇所々で開けた場所もガスがかかって展望はない。気持ちの良いブナの原生林と可憐は草花がせめてもの慰めだ。coldsweats02

◇11時20分、登山口からほぼ2時間、予定通り前岳に着いた。きつい登りもここまでだ。東西南北の十字路をまっすく進めば北岳方面、東(左)に進めば浅草岳山頂につながっている。ひと息入れて山頂を目指した。

◇山頂直下のこの道は、緩斜面の木道が続き展望が開けたビューポイント。傍らにはお花畑や池塘が点在し、本来ならタップリ時間をかけて歩く所だが、雨とガスで先が見えない。早々に通り過ぎることになったのだから何とも残念。sad

◇山頂近くでなんと! 宮城県から駆けつけてくれた当会会員のTさんが待っていてくれたのだから驚いた。深夜に自宅を発って300kmの道程をひとり車を飛ばしてやってきたというTさんのガッツに思わず脱帽! これで参加者は19名となった。confident

Asakusadake ◇13時35分、浅草岳山頂着。山頂には八海山大神を祀る小さな祠と一等三角点がある。山頂からはややガスがかかっているものの越後連山の山並みや、明日登る予定の守門岳の雄姿が見えた。

Kane ◇下りは一旦前岳まで戻り、桜ゾネ登山口へ降りる。下山途中、突然「浅草の鐘」と記された大きな鐘が現れた。傍らの“御由書”には「浅草岳山頂には御山安全、所願成就を願い八海山大神が祀られており… 『浅草の鐘』は平成5年9月、皇太子殿下御成婚記念に建立…」とあった。

◇16時15分、桜ゾネ登山口(駐車場)着、バスに乗り換え民宿・喜楽荘へ。喜楽荘では地元で採れた山菜やきのこ料理に舌鼓をうった。happy01

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