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紅葉の三国峠越え(前編)

<日 程> 08.10.22(水)~23(木)
<コース> 【1日目】東所沢駅前=関越道・月夜野IC=新潟県側登山口-三国峠-長岡藩士の墓-大般若塚-永井宿=ホテルシャトー猿ヶ京(泊)  【2日目】ホテル=一の倉沢入口駐車場=道の駅-諏訪峡散策=関越道経由東所沢駅前
<三国峠越えハイキングコース> 
 その昔、三国街道は越後と関東を結ぶ重要な街道、なかでも三国峠は最大の難所であったと言う。かつてこの峠は、越後9大名が参勤交代に…、戦国武将・上杉謙信が関東制覇を狙って…、歌人与謝野晶子・鉄幹夫妻が駕籠に乗って…など等歴史上の著名人が越えた道。 幕末には、戊辰戦争の前哨戦と言われた三国戦争の舞台となったところでもある。
 今は三国峠から永井宿までは中部北陸自然歩道の三国路自然歩道となり、快適なハイキングコースとなっている。
<参 加> 10名

◇マイカー2台に便乗し東所沢駅前を出発、月夜野IC経由で新潟側の登山口に着いた。車2台のうち1台は下山口の永井宿近くの駐車場に運んで戻ってきたのは10時50分、身支度を整えて出発した。

Mikunitouge ◇広く明るい山道に入ると紅葉が始まりヒンヤリとした空気が心地よい。途中「三国権現御神水」と記された湧き水を口に含み先に進むと、登りも徐々きつくなってきた。しかしそれもひと時、45分ほどで三国峠(1244m)に着いた。

◇三国峠には「御阪三社神社」が建っている。越後の弥彦、上野の赤城、信州の諏訪の三社を祭ってあることからこの名があり、この峠が群馬と新潟県の県境になっている。

◇峠からの展望は良く、北側には三国山が迫り米粒のような登山者の姿も見える。色づき始まった紅葉を楽しみながら昼食休憩とした。傍らの石碑には“三国峠を越えた人々”として坂上田村麻呂や弘法大師、伊能忠敬、良寛禅師、川端康成、北原白秋、船橋聖一など等多くの著名人の名が刻んであった。

Mikuniji2 Mikuniji1 ◇樹林帯に入り落葉のジュータンを踏みしめながら進むと紅葉は真っ盛り、広い山道は傾斜も緩やかで快適な稜線漫歩を楽しんだ。coldsweats01

◇この辺り歴史上の多くの史跡が残っているが、三坂茶屋跡には“三国街道の或る一日”として、「文久三年二月十五日 長岡藩主奥方一行 御人四人 次女中四人 陸尺三十一人 雇方同勢三百人 馬子八十九人など 総計五百七十八人」との記録があり、このように一つの行列としても数多くの人が往き来して当時の交通の盛大さを偲ぶことが出来るという説明があった。

Daihannnyazuka ◇大般若塚着、このコースのほぼ中間点だ。昔、この辺りには妖怪が現れ、往来の旅人を嚇かし危害を加えることがあった。その後人々は、妖怪の正体は風雪の為にこの峠で命を落とした人たちの霊であろうと気付き、死者の冥福を祈り供養塔を建てたという。

◇昔からの言い伝えや歴史の世界に浸りながら散策すること4時間強、小さな宿場町・永井宿に着いた。新潟側の登山口駐車場に置いた車をとりに往復し、ホテルに着いたのは4時30分頃だった。

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