蕎麦粒山
<日 程> 08.11.02(日)
<コース> 飯能駅前=有間峠-オハヤシノ頭-日向沢ノ峰(ウラ)-蕎麦粒山-浅元峠-浅元尾根経由-浦山大日堂=西武秩父駅前
<参 加> 23名
◇都県境尾根(東京都・埼玉県)に位置する蕎麦粒山は交通の便が悪く、奥武蔵や秩父の山歩きが中心の私たち(山の会)にとっても登る機会は意外と少ない。私にとっては2回目となる今回、飯能駅前から貸切バスを利用することになった。
◇バスに揺られて1時間10分、標高1142mの有間峠に着くと、峠からの展望は良く紅葉が始まった山々がよく見えた。バス利用のお陰で蕎麦粒山山頂(1472.9m)との高低差は331m、登りが随分楽になった。
◇到着してしばらくすると身体が冷えてきた。早々に出発。林道を少し進んで山道に入るとブナやトチ、ミズナラなどの樹林帯、空を仰ぐと青い空の合間から木漏れ日が差し、足元は落葉でジュータンのようだ。
◇普段は杉や檜などの薄暗い植林地帯を歩くことが多い私たちにとっては贅沢な山歩き、「こんな近くに…」と皆さんから満足の会話が聞こえてきた。
◇歩き始めて40分、送電線の鉄塔下に着いた。ここからの展望は360度、大持山、小持山、蕨山など等紅葉の山々が手にとるようだ。Fさんの解説でしばし山座同定。
◇ひと息入れて、急な登りを越えると開けた場所に出た。そこは、酉谷山方面と棒ノ嶺方面を結ぶ都県境尾根上のポイント・オハヤシノ頭だ。私たちは荷物を置いて日向沢ノ峰(ウラ)を往復することにした。
◇南へ10分、日向沢ノ頭(1356m)に着くと、大岳山から御前山など奥多摩の山々の右側には富士山が姿がクッキリと見えた。
◇元に戻って都県境尾根を蕎麦粒山を目指す。尾根道は緩い登りで、防火帯にもなっていることから道幅は広く、歩いていても気持ちがいい。
◇その先、山頂直下の登りはさすがにきついが、ひと汗かくと三等三角点のある蕎麦粒山山頂に着いた。
◇すでにお昼時、狭い山頂だが何組かの登山者がお弁当を広げているところ、私たちもその仲間に入った。山頂からは南方向の展望が開け奥多摩の山々がよく見えた。
◇下りは仙元尾根を辿って大日堂へ向かう。途中、富士信仰の名残をとどめる仙元峠(1444m)には小さな石祠があり、近くには「昔この峠は、秩父・多摩を結ぶ唯一の峠…。三峰講の江戸の人たちは秩父へ、上州から富士講の信者はこの峠を越えて甲州へ向かった…。」などと説明が記されていた。
◇さらに下って大楢着。そこには「この森林内を通行される方へ…」と明治神宮名で注意書きが記されている。この辺りは明治神宮所領地になっているようだ。
◇三等三角点のある844m地点を通過、急な山道を下って大日堂に着くと辺りはすでに薄暗くなっていた。
◇大日堂からは待機していたバスに乗り込み、西武秩父駅前に到着して解散となった。
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