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狭山丘陵を歩く②

<日 程> 09.06.13(土)
<コース> 東村山駅-ふるさと歴史館-徳蔵寺-久米川古戦場跡-将軍塚-久米水天宮・鳩峰八幡神社-トトロの森2号地-荒幡富士-北山公園-東村山駅
<参 加> 16名

◇西武新宿線東村山駅前に集合すると、待ち合わせの人たちでごった返していた。大半の人たちは見頃を迎えた北山公園のハナショウブがお目当てのようだ。

◇私たちも同様だが直接北山公園へ向かわずに、まずは新緑の八国山緑地を散策し帰り道に立ち寄ることにした。

◇参加者を確認して出発。車に注意しながら街中を通り、ふるさと歴史館や徳蔵寺などを見て回り、久米川古戦場跡にやってきた。

◇元弘3年(1333)、鎌倉幕府を倒そうと上州で挙兵した新田義貞は、鎌倉街道上道を南下し、小手指が原・久米川・分倍河原などで幕府軍と対戦、ついに鎌倉に攻め入り北条氏を滅ぼしたという。だが今は久米川古戦場跡と刻まれた石柱の周りは住宅が建ち並び、往時の面影は全くない。

◇この辺りの名所・旧跡を訪ねると新田義貞にまつわる多くの伝説に残されている。徳蔵寺に展示されている国指定重要文化財の“元弘の板碑”は、元弘の役で戦死した新田の将士・齋藤一族を弔った供養塔だが、その昔、八国山山麓にあったものを同寺に移したものとか。

◇ほかにも、義貞が一時この地に逗留し、塚に旗を立てたことからその名がついたという将軍塚や鳩峰八幡神社境内には参拝の折、義貞がかけたとされる兜かけの松、義貞が鎌倉攻め向けて兵士を集合させたとされる勢揃橋や将陣場橋等など、合戦に係わる数多くのことを知ることができて興味深い。

Syougunn ◇久米川古戦場を後に八国山緑地の最東端から山道に入ると、新緑に囲まれカッコウの鳴き声が心地良い。10分ほど進むと将軍塚と刻まれた石碑が建つ八国山(標高89.4m)だ。その昔、山頂からは上野・下野・常陸・安房・相模・信濃・駿河・甲斐の八国の山々が見渡せたことからこの名がついたというが、今は木々に囲まれて展望はない。

◇尾根道から一旦住宅街へ下り、佛眼寺の脇を抜けると水天宮に着いた。辺りは大きな木々に囲まれてヒンヤリとして気持ちが良い。隣り合わせの鳩峰八幡神社境内には兜かけの松があり、石の柵で囲われたその松は思いのほか小さい。何代目の松だろうか?

◇尾根道の左側にはトトロの森2号地の看板が立っている。トトロのふるさと財団が確保した林だそうだが「となりのトトロ」のワンシーンを思わせるような雰囲気が漂っていた。

Arahatahuji ◇山道から再び住宅街に下り、標識に従って進むと浅間神社着だ。鳥居をくぐって境内に入ると荒幡富士(人造の山)がそびえている。その高さはおよそ12m、関東では最も大きな富士塚のひとつとか。

◇鳥居をくぐり、1合目、2合目…と丁石に従って登ると山頂には大きな石祠がある。360度の展望が開けた山頂からは丹沢や奥多摩、秩父の山々は霞んで見えたが、残念ながら富士山を遠望することはできなかった。

Kitayama ◇再び八国山緑地に戻り北山公園へ。新東京百景にも選ばれている園内では170種・7000株(10万本)というハナショウブが見ごろを迎えていた。

◇21日まで菖蒲まつりが行われているが土・日には、模擬店をはじめ観光ボランティアガイド、レンタサイクル、人力車、お茶席、琴の演奏等など各種の催しが行われ賑やかだった。

◇ハナショウブにも仙女の洞、長生殿、千鳥…など色々な種類があるが、愛知の輝きという品種は、黄色い花びらをつけていた。

◇途中、地元野菜などを商う露店も出て賑やかだ。小道を抜けて東村山駅へ向かった。

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