0909多摩川周辺探鳥会

◇9月7日(月)、福生市南公園に集合し、多摩川左岸を辿る探鳥会には26名の参加があった。

◇9月に入って朝晩はめっきり涼しくなったが、日中はまだまだ暑い。多摩川沿いのこのコースは日陰が少ないのが難点 こまめに水分を補給しながらの出発となった。

Mizudorikouenn ◇先ず目に付いたのは大量のムクドリだ。その数200羽、いやそれ以上かもしれない。双眼鏡を覗くと芝生の上をトコトコと歩きながら夢中で地面を突いている。木の実や虫、ミミズなどをついばんでいるようだが、飛び立つと黒い塊のように見えた。ちなみにこの鳥は、ムクノキの実を好んで食べることからこの名が付いたという。

◇河川敷の木の枝に群がるカワラヒワやスズメなども多く見られたが、珍しいところでは20羽以上のイカルの群れに出会ったこと。鳴き声に気付き待つことしばし、葉の陰から次々と姿を現し飛び立つ姿を確認することができた。逆に数が少なかったのはノビタキの1羽、遠いその姿をスコープで確認した。

◇川面で舞うダイサギやコサギ、アオサギなどのサギ類、カイツブリやカルガモ、カワウなどおなじみの水鳥を見て昭和堰周辺で左岸を折り返した。

Syusuiguti ◇帰り道 右手にある“水神の碑”には、キバナコスモスなどの草花が供えられ、向かい側には“九ケ村取水の跡”と記された説明板と堀の跡があった。

◇説明板には「江戸時代以来、昭島・立川両市域の水田をうるおしてきた九ケ村用水取水口。いま残る樋管(ひかん)は明治44年(1911)に築造され水神の石碑も同年の造立…」などと記されていた。

◇集合場所に戻り、鳥合せでは32種2外来種を確認し解散した。

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わが家のヒヨドリ(観察5)

【7月14日】
Niwa ◇巣立ちの日は思いのほか速くやって来た。親鳥は盛んに騒ぐので巣を見ると、ヒナが2羽、体を乗り出している姿が見えた。羽を羽ばたかせ飛び立つ練習をしているようだ。やがて1羽が小枝に飛び移った。

◇もう1羽は? なんと巣から転落してしまったのだ。その高さは約2m、ケガないようだが心配だ。しばらく地面でモゾモゾしていたが、やがて立ち上がったのでひと安心。親鳥が近くで「ピーヨ ピーヨ!(がんばれ! がんばれ!」と盛んに声援を送っている。こんな時、ケガでもしていない限り人間が手助けするのは厳禁だ。自然のままに静観することがなによりだ。

◇幼鳥(ヒナから幼鳥へ)は、白いお腹と茶色の背中、ヒヨドリ特有の長い尾がなく丸い体をしているが、その姿は実に可愛らしい。

Oyako ◇親鳥に励まされ、やがて2羽の幼鳥は飛び立った。まだ、十分に羽ばたくことは出来ないが、それでも2~3mは飛ぶと何かに止まって大休止、しばらくはジイッとしていることの繰り返しだ。近くに寄っても逃げる様子はなく、親鳥が心配そうに寄り添っていた。

Otita ◇隣の家のフェンスに向かって飛ぶ移った1羽が、取っ掛かりのないフェンスに体を支えることが出来ずに道路に落ちてしまった。「可愛い!」と近くと通る人が褒めてくれたが、車の通る舗装道路だ。早く他の場所へ移動してほしいとひとり気をもんだりもした。

◇やがて、2羽の幼鳥は親鳥に守られながら何処かへ消えていった。

【7月15日】
◇朝から親鳥の鳴き声が喧しい。巣には4羽のヒナのうち、2羽が巣立ったので残り2羽が残されている。覗いてみると2羽のヒナが巣からはみ出し、盛んに羽を動かしているところ、昨日の経験から巣立ち間近であることが分かる。

Mokkokuni ◇やがて、幼鳥1羽は元気良く飛び出して行ったが、残り1羽は自信がないらしい。2mほど離れたモッコクの木に飛び移ると動こうとしない。時々、心配した親鳥はエサを運んでいる姿が観られたが、約2時間後に覗いてみると幼鳥の姿はなかった。

◇静かになったわが家の庭、木の枝に巣だけが残って少し寂しくなった。どこにでもいるヒヨドリだが、その成長を楽しみにしていた私たち、4羽が無事巣立ちを迎えたことを思えばひと安心、清々しい気分にもなった。

【記録】
・6月中旬  庭の木に巣つくり開始
・6月20日 4つの卵確認。抱卵開始。
・7月 5日 ヒナ孵る(4羽)
        (その前に孵っていた?)
・7月14日 2羽巣立ち
・7月15日 残り2羽巣立ち

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わが家のヒヨドリ(観察4)

【7月14日】
◇ヒナが孵って9日目、頻繁にエサを運ぶ親鳥に応えて、4羽のヒナは日に日に大きくなってきた。

Esayari1◇ヒナのエサは、虫やミミズ、チョウチョ(蛾?)、丸い木の実のようなものなど様々だが、親鳥ががやってくると、ヒナは「チー チー、 チー チー」と一斉に鳴いて大きなくちばしを広げてエサを求める。その元気なこと…。親鳥は4羽のヒナに公平にエサを分け与えているようだ。

◇親鳥は1羽? いや2羽が交替でエサを運んでくることに気付いた。1羽がエサやりをしている間、もう1羽が近くの枝で待機し順番待ちしているのだから驚いた。旺盛なヒナの食欲に1羽では間見合わないようだ。番(つがい)だろうか? 

◇スズメは抱卵2週間(14日)でヒナが孵り、ヒナは14日で巣立ちを迎えるという。この間、親鳥がヒナにエサを運ぶ回数は1日300回、2週間で4200回にもなる。天敵から身を守るために、ヒナは食べられるだけ食べて大きくなり、1日も速く巣立ちの日を迎えると言うのだ。

◇ヒヨドリもその例外ではない。親鳥の苦労も然ることながら、見る見る大きくなるヒナの成長にはただただ驚くばかりだ。

◇ちなみにエサやりは朝が最も頻繁(1~3分おき?)だ。これまで、夜になると親鳥も巣で休むのが常だったが、最近はその姿はない。ヒナが大きくなって親鳥が入る余地がなくなったから かもしれない。

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わが家のヒヨドリ(観察3)

【7月5日(日)】
◇夜になって家に帰ると、妻がヒヨドリの巣に変化があったと言う。親鳥が頻繁にエサを運んでいると言うのだ。 もうそろそろか? と思っていたのだが、やっとヒナが誕生したようだ。

【7月6日(月)】
◇朝起きて巣の様子を見ると、確かにエサをくわえた親鳥が出たり入ったり忙しそうだ。

Esayari_2 ◇親鳥が戻ってくると、巣の周りの部分にとまって辺の様子を伺い、安全を確認するとエサをくわえたくちばしを巣の中へ… 明らかにヒナが孵りエサやりをしているように見える。

◇エサやりが終わると、しばらくの間、巣に覆いかぶさっている。孵ったヒナを抱いているのだろうか? それとも、まだ孵っていない卵を温めているのだろうか?

◇親鳥が留守の間に、例のごとく手鏡で巣の中を覗かせていただいた。妻と私の共同作業でやっとのことで覗いてみると、いたいた! 大きな口を開けたヒナが。小枝が邪魔をしてよく見えず4つの卵 すべて孵ったのかどうかの確認はできなかったが、ヒナの誕生は間違いない。

◇抱卵を確認したのが6月20日、ヒナの誕生を確認したのが7月5日、その間15日でヒナが誕生したことになる。

◇写真を撮ろうと待ち構えていると、親鳥が私に向かって「ピーヨ!」 と威嚇するような仕草を見せたのには驚いた。「オイオイ 私は大家さんだよ」と言ってみたくなったが仕方がない。ヒナが孵って親鳥の気が昂ぶっているようだ。

◇これから巣立ちまでにどのくらいの日数が必要なのだろうか? 天敵に狙われないよう親鳥にとっては心配な そして忙しい毎日が続くことだろう。

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わが家のヒヨドリ(観察2)

【6月28日】
◇最初のうちは「同じ子育てを観察するなら、シジュウカラかメジロが良い」 と言っていた妻も、日が経つにつれてヒヨドリの子育てに興味を示すようになった。

◇ヒヨドリはくちばしから目の辺りにかけてが何とも可愛いらしく、少し喧嘩っ早いがいたずら坊主のイメージがある。その数は多く何処にでもいる野鳥で、ピーヨ ピーヨと甲高い鳴き声を喧しいと嫌う人もいるが、反面、私のような隠れたフアンが多いのもこの鳥の特徴かもしれない? 

◇抱卵が始まって1週間。相変わらず夜は巣に戻り、昼間は何処へともなく出かけることの毎日だが、最近は巣にいる時間が少し長くなったような気がする。

◇外から帰ったヒヨドリは、鳴き声を発することもなくソーッと巣に近づくと、近くの枝に止まって辺りの様子を先ずは伺い、安全を確認すると速やかに巣に入る。注意していないと、いつ入ったのか出たのか全く分からない。

◇抱卵中は天敵を警戒してか実に静かだ。人が近くに寄っても、音を立てても微動だにしない。子孫を残すために集中しているその姿は、普段は賑やかで忙しいヒヨドリとは別人(別鳥?)のようだ。

◇巣の様子を見ることが多くなった私たち、えびの天ぷらのような尻尾を確認するとひと安心する毎日だ。そっとして成長を見守り、ネコやカラスなどの天敵に遭わないよう願っている。

Karugamo 【おまけ】
◇野鳥たちにとっては今まさに繁殖の時期。本題と直接の係わりはないが、今朝(29日)のウォーキングで子育て真っ最中のカルガモの親子に出会った(場所は清瀬金山緑地公園)。

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わが家のヒヨドリ(観察1)

◇わが家のヒヨドリ といっても、鳥篭に飼っているわけでは勿論ない。小さな庭のハナミズキの木に巣を作り、抱卵が始まったのだ。よくぞわが家に… と、鳥好きの私にとってヒナが孵るのを楽しみにしてる毎日だ。

【6月中旬】
◇6月に入って、頻繁にヒヨドリが庭にやってくる と思っていたら、ハナミズキの枝分かれをした股の部分で巣作りが始まっているのを発見。

◇細長いワラや枯れ草などを銜え頻繁にやって来て新築中の巣に入り、がさごそと動いてひと回り、巣材を巣に馴染ませて(貼り付けて)いるようだ。

◇巣材はワラや枯れ草などをベースにしながらもビニール袋の切れ端なども取り込み、思いのほかしっかりとしたお椀型の巣。完成間近のようだ。頑張れ!

◇巣は天敵から身を守るために、枝や葉に隠れて容易に確認することはできない場所を選んでいるが、1ヶ所だけ枝の隙間から良く見えるところがあり観察するには都合がいい。本来は山に棲むヒヨドリが里に下りて何年になるのだろうか? しかも人家の庭に巣作りを始めるとは…

【6月20日】
Hourann22_2 ◇抱卵が始まった。尻尾を右後に、くちばしは左前にして見えるが、お椀のような巣に乗った姿は、まるで丼物の“天丼”を見ているようだ。縦長のヒヨドリは、ご飯を盛った丼からはみ出してしまうが、ピーンとはった尻尾がえびの尻尾によく似ているのが可笑しい。

◇親鳥は夜になるとこの巣で休む?ようだが、昼間のうちは巣から出たり入ったりが忙しい。食事かトイレか休憩か? こっそり出てこっそり帰ってくることの繰り返しだ。

【6月23日】
◇彼女(親鳥)たちのプライバシーを邪魔する気持ちはないが、親鳥が留守の間に、こっそりと巣の中見せていただくことにした。

Tamago ◇巣は高いところにあるので、長い棒に手鏡を結びつけて覗いてみると、あるある 4個の卵が…。写真は丸い手鏡の右側に1個の卵が写っている。短時間こっそり撮ったので4個の撮影には残念ながら失敗、これ以上お邪魔してはと断念した。

◇以前にはキジバトが巣を作りヒナが孵ったが、ネコの被害にあって残念な思いをした。今回は、ネコやカラス、ヘビなどの天敵に見つからないことを願っている。

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多摩川探鳥会0906

◇ここ数日 ぐずついたお天気が続いたが、昨日(6月7日)はすっきりと晴れて朝のウォーキングが気持ち良かった。林の中からカッコウの鳴き声がこだまし、池の近くではギョウギョウシイ ギョウギョウシイとオオヨシキリが盛んに自己アッピールに励んでいた。

◇さて、6月1日(月)、多摩川沿いを歩く探鳥会に参加、当日は好天に恵まれて鳥好きの仲間が集まった。

Tamagawa ◇福生南公園から左岸を歩いて下流に向かう。コサギ、アオサギ、カルガモ、ハシボソガラス、セキレイ類等などお馴染みの野鳥が見られた。

◇それでも、キジやセッカなどの鳴き声が聞こえたり、イカルチドリやイワツバメ、モズなども確認できた。帰り道には上空でノスリが舞っている姿も見た。

◇鳥合せでは31種、2外来種を確認、ムクドリやツバメなどが目立ち、珍しい鳥に出会えなかったのはやや残念だったが、最後にリーダーから5月の探鳥会で撮影されたというウズラシギの写真が全員に配られた。

◇写真には2羽の水鳥がはっきりと写っている。アメリカウズラシギ、ヒメウズラシギなどともよく似ているというウズラシギ、多摩川で確認されたのは珍しいという。もちろん私にとっても初めて見る鳥(写真だが)、少し得した気分になった。

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野鳥たちの変わった習性

◇野鳥たちの中には変わった習性を持つものが少なくない。一例を挙げれば…

①自らは子育てを放棄し、他種の巣に卵を産み抱卵や育雛を托す(托卵)カッコウ類。何故なのだろうか?

②野鳥は水浴や砂浴などをよくするが、体についた汚れを落すと同時にダニなどの外部寄生虫など落す働きもあるという。ほかにも雪浴、雨浴、煙浴などがあるが、変わったところでは、蟻を羽毛にこすりつける“蟻浴”の習性を持つ野鳥(カケス、オナガなど)もいる。蟻の持つ蟻酸が目的ではないかというのだが…。

③物真似上手なカケスやモズ(百舌、または百舌鳥)。とりわけ、カケスは猫の鳴きまねが上手だという。

④オーストラリア周辺にはニワシドリ(庭師鳥)というおかしな鳥もいる。人も鳥もオスは、なんとかメスの感心を引こうと努力するものだが、ニワシドリのオスは自分の周りをきれいに飾り、美しい庭を造ってメスを待つとうというのだから、その苦労たるや大変なもの。

◇先日、テレビで紹介されたのは、東南アジア方面から渡ってくるタカの仲間ハチクマだ。この鳥はクマタカに似ており、蜂を食べる鳥であることからこの名が付いたという。

◇画像はスズメバチの巣を見つけたハチクマが巣を襲い幼虫を食べている。起こったスズメハチがハチクマの周りを飛び交い威嚇するのだが全く動じる気配はない。ついにハチクマはハチの巣を美味しそうに食べてしまった。

◇次はツキノワグマがやってきて、同じようにハチクマの巣を襲う。クマにとってもハチの巣はご馳走だ。ところがツキノワグマはスズメバチの猛攻にあってタジタジ、やがてスズメバチに刺されて七転八倒し苦しむ姿が映し出された。何故、ツキノワグマは駄目でハチクマは平気なのだろうか? それのは2つに理由があるという。

◇①体が鎧のように硬い羽根で覆われていること、②ハチにとって嫌いな臭いを発すること、によるものだという。

◇怖いスズメバチにも天敵はいる、上には上がいるものだ。

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スズメのヒナが…

◇スズメは、民家の軒先や屋根裏、雨戸の戸袋などに巣をつくり、常に人間との係わりの中で生きてきた。それは、民家の近くには田畑があり、エサとなる虫も沢山いること、人間が出入りする場所であれば天敵から身を守ることができることなどの利点からあるからだ。

◇しかし、農家の人たちにとっては大切に育てた主食の米などを食害するスズメは憎き害鳥、古くからスズメを追い払ってきたという歴史がある。

◇子供の頃、「スズメは米を食べるので害鳥、ツバメは虫を食べるので益鳥」と教えられてきたことを思い出した。

◇今となって思えばそれは少し違うようだ。昔(1955年ころ)、中国では作物を食害から守るとしてスズメの大量捕獲が行われた。しかしその結果、農作物の害虫が増加し、全国的な凶作に見舞われることとなり、この取り組みは見直されることになったという。人とともに生活しているスズメは、害鳥と益鳥の両面を持っていると思うからだ。

◇数年前の新聞にポップコーンを求めて、手のひらに乗るスズメの写真が載った。「ピーちゃん」というお台場のスズメだ。都会に住む人たちにとってスズメは今や害鳥ではなく、可愛がる対象だ。優しく扱うことよってこうした人懐こいスズメが誕生したという。

◇ところが日比谷から40km離れた八王子市のある所(水田がまとまってある所)では、10mほど離れたスズメにエサを投げようと腕を振り上げると、それだけで驚いて逃げたという。スズメ(野鳥)の習性も扱い方によって変わることが分かる。

◇最近、そのスズメの個体数が減ってきているという。何故だろうか? はっきりした理由は未だ解明されていないようだが、次のような話が印象に残った。

◇カラスがスズメのヒナを襲うというのだ。これが直接の要因とは思えないが…。

◇スズメは年に数回繁殖するが、抱卵しヒナが孵って巣立ちまでの約2週間、親鳥は一日数百回(2週間で4千回とも)エサを運ぶ。それを観たカラスは、巣の中でヒナが孵ったことを知ることになる。しかもカラスは、事前に巣を見つけても卵では狙わずに、ヒナが孵るのをジイッと待つというのだから驚きだ。

◇前置きが長くなったがスズメ好きの私 これが事実なら狡賢いカラスに厳重抗議だ。

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野鳥2題

◇私のウォーキングコース清瀬金山緑地公園や近くを流れる柳瀬川には毎日多くの野鳥がやってくる。

◇スズメ、メジロ、ムクドリ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ツグミ、シメ、アオジ、ジョウビタキ、アカハラ、オオタカ、ハイタカ。水鳥ではカワウ、カルガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、コサギ、オオサギ、ダイサギ、カイツブリなど等、その種類は多い。

◇しかし、最近になって市報の野鳥コーナーで少し変わったニュースを見つけた。それは群れをなしてやって来るイカルと、この地域では珍しいヒレンジャクの飛来だ。

【イカル】
◇朝のウォーキングでのこと。河原に4~5羽のイカルがいるのを発見、何年もこの辺りを歩いているがイカルの群れを観るのは初めてのこと、思わず双眼鏡を取り出して一人悦にいった。

◇ところが最近、市報に「昨年(2008年)末ころから柳瀬川流域(下宿、中里地区)付近に30~40羽の群れが飛来し、木の実を食べたり水を飲む姿が毎日のように観察され、野鳥愛好家を楽しませている…」というニュースが載った。

◇イカルは、太くて大きな黄色いくちばしと、翼に白い班があり、飛んだときによく見える。さえずりは、キコキコキーなどとよく通る声で鳴き、「お菊24(オキクニジュウシ)」などの“ききなし”で知られるお馴染みの野鳥だ。

◇双眼鏡をぶら下げて、ウォーキングを兼ねて野鳥観察を楽しむ人が多いが(私もその一人)、「あそこでイカルの群れを観た…」という人にも出会った。

◇なぜ今年? その数が多いのは? 

【ヒレンジャク】
◇先日の市報に、市内で撮影されたと思われる2羽のヒレンジャクの写真が載った。「えっ! 清瀬にもいるんだ?」とビックリ。残念ながら私は市内でヒレンジャクを観たことがない。

◇尾の先が黄色いのがキレンジャク、赤いのがヒレンジャクだが、この地域にやって来るのは後者。ヒレンジャクには少し変わったところがある。

◇ヒレンジャクはヤドリギ(宿木)の種を好み、食べた後のフンは粘り気が強く納豆のような糸を引くのが特徴。フンに混入した種子は地面に落ちることはなく、風などで枝や幹にうまく貼りつくと、やがて発芽するという。

◇ヒレンジャクとヤドリギの果実、持ちつ持たれつの関係がここにもあった。

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高尾山

◇12月27日(土)、久しぶりの探鳥会で集合場所の京王線・高尾山口駅に着くと、日の当らない駅前広場は真冬のような寒さだった。

◇準備体操で身体をほぐし出発。ロープウェイ駅の脇を通って沢沿いの道・6号路に入る。所々で立ち止まり耳をすませ、周りを見回すが鳥の数はいつになく少ないようだ。土曜日とあって大勢のハイカーが私たちを追い抜いていった。

◇途中、6号路から稲荷山コースに入ると 「上空に猛禽類!?」と誰かが叫んだ。後方からオオタカか? いやハイタカでは? などの会話が聞こえる。近くに寄って双眼鏡を覗いたがすでに通り過ぎた後か? 私には確認でなかった。

◇高尾山直下で小休止。すると、目の前の木の枝で盛んに穴を掘る鳥がいる。コゲラ(キツツキ科の野鳥)だ。折れた枝に逆さまになってぶら下がり、穴から出たり入ったり、巣を作っているようだ。私たちに気付かないのか? あちこちに木屑を飛び散らかしながら夢中で掘っている。

Kogerawomiru ◇スコープに入れて交替で覗き、その可愛らしい作業風景を観ることができた。近くを通るハイカーの皆さんにも… と観てもらうと、小さな野鳥の大きな姿に思わず感激する人が多く、とりわけ夢中で覗くお子さんの姿が印象に残った。

◇もみじ平を過ぎて一丁平へ向かう途中、写真撮影をする大勢の皆さんがいる。道端に咲く? “氷の華・シモバシラ”がお目当てだ。

Sibobasira ◇シモバシラはシソ科の多年草で、氷のリボン(華)をつける草。この華は、冬の始まりに地上部は枯れてしまうが、元気な根から吸い上げられた水が茎の中を上昇し、茎から噴出し氷の柱が出来たもの。

◇この現象は毎年12月中旬から2月ころまで観られるが、ここのところ寒い日が続き、大きくなった沢山のシモバシラが観賞できたのだからラッキーだった。

Ittyoudairakara◇東海自然歩道上にある一丁平着。この辺りは山ざくらの名所で花の時期には賑わうところ、昼食をとって小高い丘の上に建つ東屋からは富士山の雄姿がくっきりと見えた。

◇日影バス停へ向かう途中、ルリビタキの地鳴きが聞こえる。しばし立ち止まって耳を澄ますと、またあちらの方で…。双眼鏡で辺りを探すとついに発見、それは木の枝に止まったルリビタキの♂だった。

◇さらに薄暗い樹林帯を進むと「チッ」 とクロジの鳴き声、黒く見える小さな鳥が前をよぎった。クロジだろうか? 声はすれども姿は見えず、はっきりとその姿を確認することはできなかった。

◇沢沿いの帰り道でミソサザイを発見できたのは最後のおまけ。鳥合せでは18種とその数は少なかったが、気持ちのよい山歩きで満足の一日だった。

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燃費効率

◇12月に入って冬鳥ツグミを見る機会が多くなった。ツグミは、毎年北の国からやって来て5月上旬頃まで、比較的長い期間見られるおなじみの冬鳥だ。

◇ムクドリよりやや細めのツグミだが、昔は食用の対象として捕獲されていた時代もあったとか。もちろん、今は「鳥獣保護法」により保護され捕獲することさえ許されない。

◇渡りをするツグミは640kmもの日本海を、時速40km、約16時間の飛翔で一気に渡りきってしまうというが、彼らにとってはそれほど苦にることではない(「カラスの早起き、スズメに寝坊」・柴田敏隆著より)というのだからスゴイ。ちなみに640kmとは東京から兵庫県姫路市までの距離とか、どこにそんなエネルギーがあるのだろうか?

◇鳥たちは、渡りに必要なエネルギー源を皮下脂肪の形で胎内に蓄える。脂肪は、1グラムあたりのエンルギー量がタンパク質や炭水化物に比べて多く、しかも分解時に水分を産出する。したがって、飛ぶ続ける鳥にとっては、体重の軽減と水分の供給という二つの点で好都合なものであるという。

◇素晴らしい燃費効率で長距離を飛び続ける野鳥たち、そのたくましいさと不思議さに脱帽だ。

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ジュウイチの托卵

◇日本で見られるカッコウ科の鳥・4種類(カッコウ、ホトトギス、ツツドリ、ジュウイチ)は、いずれも自ら巣をつくることなく、他の鳥の巣に卵を産み育てる(托卵)という変わった習性がある。

◇なかでもシュウイチのヒナの生き残り作戦は凄い。先日、卵から孵ったヒナが他の鳥を押しのけて成長していく過程がテレビ番組で放映された。

◇番組では直径15㎝ほどのオオルリの巣にジュウイチの親が卵を産みつけるところから始まる。ジュウイチの卵は4つのうち一つだけ青いのですぐ分かるが、オオルリはそれに全く気付く様子はない。

◇10日も経つと巣には4羽のヒナが孵っている。1羽だけ羽毛がないのがジュウイチのヒナ、オオルリやって来ると、どのヒナもエサを求めて一斉に大きな口を開けた。

◇親鳥がいなくなると、ジュウイチのヒナは他のヒナを背中に乗せて巣から落とす行動が始まった。親鳥が戻ってくると他のヒナを押しのけてエサを独り占め。その繰り返しで、やがて巣の中にはジュウイチのヒナだけが残った。

◇これはオオルリの5倍にも成長するジュウイチにとって、エサを独占するための本能的は行動だ。ここまでは他のカッコウ科の鳥と同じだが、ジュウイチのエサを求めるやり方はこの先、少し変わっている。

◇親がエサを運んでくると、1羽しかいない筈の巣に、大きく嘴を開けてもう一羽いるように見せる。しかしそれはよく観ると、嘴ではなく翼の内側が黄色い肌をむき出しにすることで2羽のヒナがいるかのように見せるだましのテクニックなのだから驚きだ。これを“分身の術”というそうだ。

◇さらにヒナが大きくなると、両方の翼を広げ3羽に分身? 親にひたすらエサを運ばせるスーパーテクニックも使うという。こうした特技はジュウイチだけのもの。ちなみにカッコウの場合は大声で鳴きヒナが何羽もいるように声を使ってエサを要求するという。

◇なぜ托卵なのか? 一説には、巣をつくる場所が少なくなり、同じ仲間の他の巣を利用していたが、やがて他の鳥の巣へ産み落とし子育てに成功した。以来、味をしめたこの鳥は、子育てを放棄したのでは? と。

◇ジュウイチの親鳥と、生き残りをかけたヒナの習性は本能とはいえ面白い。

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秋留・白井川周辺散策

◇11月6日(土)、久しぶりに探鳥会に参加した。

◇武蔵五日市線・東秋留駅前を出発。踏切を渡り住宅街を抜けると田園風景が広がり、山容に特徴のある大岳山を始め奥多摩の山々がはっきりと見えた。

◇突然、「オオタカがいる!」と誰かが叫んだ。「どこに、どこに!?」とみんなが注目、指差す彼方に目をやると、大きな木の枝にオオタカの姿が…。比較的近い距離だがスコープに合わせて替わるがわる覗き込む。身じろぎもしないその姿はさすが王者の風格だ。

Takase ◇日の出山を水源とし荒川に合流する白井川、川沿いに建つ高瀬会館にやって来た。白井川は高瀬耕地を囲むように大きくU字型に蛇行しており地元の人たちからは巾着田と呼ばれているという。ふと、高麗地区の巾着田を思い出した。

◇白井川沿いの道を上流に進むと、カワセミが川面すれすれに通り過ぎ、川辺の小枝に止まった。ブルーとオレンジのその姿をしばし観察、川辺にはキセキレイ、セグロセキレイなどが忙しそうに尾を振っていた。

Siraigawa ◇対岸に目をやるとカワラヒワやカシラガタ、シメ、アオジ、ホオジロ、ジョウビタキなどの野鳥たち、大きな木の枝に止まる水鳥・アオサギの姿も…、この辺りは環境に恵まれて野鳥の種類が豊富だ。白井川には、小魚はもとよりカワニナやシジミなども生息し、夏にはホタルが舞うそうだ。

◇高瀬会館前に戻り耕地を散策。途中、河岸段丘の段球面という崖の下にやって来た。そこには「急傾斜地崩壊危険区域」の白杭が立ち、崖はセメントで固め補強されていた。

Akirudaiti ◇傍らには説明板が立ち、この辺りは「秋留台地と呼ばれ、至るところに湧水があり、それを元に古くから水田や集落が発達… 国分寺や日野、東村山などと並ぶ地下水の宝庫…」と記されている。そこは良好な自然環境を残す貴重な場所でもあるのだ。

◇しかし一方で、豊かな自然を残す高瀬耕地に大きな橋を架ける道路計画が進められているという。こうした動きに、地元の人たちの中には費用対効果、環境悪化の観点からこの計画に反対する人たちもいる。

◇鳥合せでは31種を確認し解散した。

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そこのけそこのけ…

◇「雀の子 そこのけそこのけ お馬が通る」 
ほのぼのとした感じが伝わってくる小林一茶の名句の一つだ。今朝の散歩でのこと、思わずこの句が浮かんだ。

◇私の散歩道・金山緑地公園には、11月も半ばを過ぎると冬鳥や漂鳥がこの地にやって来る。小さな林の小路を行くと、メジロやシジュウカラ、エナガなどのお馴染みさんに混じって、山から降りてきたウグイスやアオジの地鳴きが聞こえてくるのもこの頃からだ。

Yabumiti ◇いつものように笹やぶの小路を散歩していると、前を行くご夫婦が立ち止まって何かを覗き込んでいる。近づいた私が訊ねると「アオジがいますよ!」と教えてくれた。僅か1~2m先の道の真ん中にエサをついばむ可愛いアオジがいるのだ。

◇ご夫婦は、「お先にどうぞ」と道をあけてくれたのだが… 野鳥大好きの私にとってもチャンス、通り過ぎるのはしのびない。急きょ、お二人の仲間に加えてもらいミニ観察会?となった。

◇目の辺りが黒いオスのようだが、それにしても人を恐れない人懐このアオジ、思わず「可愛いですね!」とご夫婦との会話もはずんだ。やがて彼は笹やぶの中に消えていった。

◇「そこのけそこのけ…」とも云えない朝の散歩のひとコマだった。

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まちぶせ

◇近くを流れる空堀川には、コサギやアオサギ、カワセミ、カワウ等など多くの水鳥がやってくる。ときにはカモメを見かけることもある。川の浄化が進み、エサとなる小魚が増えたことがその要因だ。

◇雨で増水すると川の流れは勢いを増し、段差のある堰では水しぶきを上げている。ヤマベ(オイカワ)などの小魚が、流れに逆らって上に行こうと飛び跳ねる。しかし、高い堰を乗り越えることはできない。それでも何回も同じ行動を繰り返す “遡上本能”とは不思議なものだ。

Goisagi ◇そこを狙うのが、カワセミ、コサギ、ゴイサギなどの水鳥だ。先日もふと見ると、ゴイサギが獲物を狙って川面を見ている。身動きもせずジイッと様子をうかがい、小魚が飛び跳ねたところを狙って嘴に挟む “まちぶせ”だ。その素早いことは実に見事、思わず足を止める人の姿も少なくなかった。w(゚o゚)w

◇ちなみにゴイサギは夜行性で、「ゴァー」とカラスに似た声で鳴くため“ヨガラス”とも呼ばれているが、分類ではコウノトリ目サギ科の野鳥だ。朝夕、近所の餌場へ向かう姿を見かけることが多い。

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多摩川昭和堰周辺を歩く

◇9月1日(月)、福生市南公園から多摩川左岸を下流へ探鳥会に出かけた。先日来の雨で多摩川の水量は多く、堰を流れ落ちる水は音をたて水しぶきを上げていた。

◇ダイサギやコサギ、アオサギなどのサギ類やセグロセキレイ、ハクセキレイ、キセキレイなどが多く見られたが、全体的に野鳥の数は少ない。夏のこの時期は仕方がない。

Tamagawatanntyou◇写真は3~400m先のダイサギ1羽、カワウ1羽、アオサギ3羽が横一列に並んでいるところを観察している仲間たち。上空にはトビの姿も観られた。

◇河川敷の大きな木にオナガの群れもいる。2羽 3羽 4羽… 「ゲーィ」とひと鳴き、6~7羽もいただろうか?

◇「オオタカがいる!」と誰かが? 対岸の小高い丘の枯れ木に止まるオオタカ発見、交替でスコープを覗き込んだ。双眼鏡では米粒のようなオオタカもスコープを通すとはっきりと見える。こちらを向いてじっとして動かない姿はさすがに王者の風格だ。

◇帰り道、緩やかな流れではカイツブリの親子? が前後しながら泳いでいる姿が可愛らしかった。

Syusuiguti◇「海から48km」の標識の近くには“水神碑”が建ち、向かい側の堀には“九ケ村用水取水跡”の説明版があった。今も昔も、多摩川の水は私たちの暮らしに深く係わっていることは分かる。

◇帰り道、穏やか流れではカイツブリの親子が前後しながら泳いでいる姿が可愛らしかった。

◇蒸し暑かった一日だったが、確認した野鳥の種類は27種。参加者の数よりも少し多かった。

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0806狭山丘陵を歩く

◇6月8日(日)、武蔵村山市役所前から野山北公園経由でさいたま森の博物館まで、どんよりと曇った梅雨空の中 野鳥を探して林を歩いた。

◇新緑に囲まれた林の中を行くと、ヤマガラやシジュウカラ、エナガの群れも双眼鏡に入る。近くには美声の持ち主・ウグイスや、キビタキ、オオルリ、ホトトギスなどの鳴き声も聞こえてきた。

Noyamakita ◇新緑に覆われて“声はすれども姿は見えず”、何回も立ち止まり、耳をすまして双眼鏡を覗くのだが、彼らの姿を見つけることは難しい。

◇ふと見上げるとアオゲラが目に入った。肉眼でも見える近くの木に、縦に止まって上の方に移動している。緑色の背中に頭には赤い部分も見えるキツツキ科の鳥、やがてくちばしで木をたたきドラミングが始まった。

◇突然、“ギーッ ギーッ ピヨロピ ホイホイホイ!” と聞こえてきた。 「んっ!?」  みんなが一斉に立ち止まる。本日お目当てのサンコウチョウの鳴き声だ。

◇その声は大きな木の上の方から聞こえてくる。じいっと耳を澄ますと鳴き声は少しずつ移動していることが分かる。私たちも鳴き声につれて場所を変えるのだがその声は少しずつ遠くなり、やがて聞こえなくなった。

◇前奏のピヨロピが月日星(ツキヒホシ)と聞こえることからサンコウチョウ(三光鳥)の名が付けられたという。その姿を観たいと一心で夢中で双眼鏡を覗いたのだが、願い叶わなわず鳴き声だけに終わったのはなんとも残念。

◇この辺りには、トウキョウサンショウウオの生息地、水溜りにはバナナのような卵がいくつかあった。ちなみに一つのバナナから沢山のサンショウウオが生まれるそうだ。

Himezazennsou ◇植物に詳しい人がギンリョウソウの花を教えてくれた。また、解散場所となった“さいたま森の博物館”前では珍しいヒメザゼンソウも観ることもできた。自然が残る丘陵散策に満足して近くのバス停に向かった。

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0806羽村探鳥会

◇6月4日(水) 羽村探鳥会に参加した。玉川兄弟像の前を出発し、羽村堰下橋を渡ると多摩川の中州から「ギョウギョウシー ギョウギョウシー」とオオヨシキリの鳴き声がが聞こえてきた。

Tamagawa ◇双眼鏡を覗くと草木のテッペンで、くちばしを天に向けて盛んに鳴いている。良くとおるその声は、彼らには悪いが「ヤカマシー ヤカマシー」と聞こえなくもない。近くには、イカルチドリやセグロセキレイ、コサギなどがエサを啄ばみ、カルガモの姿も見られた。

◇細長い橋を渡ると右岸に出る。上流に向かって土手を進むと人家の屋根にスズメが2匹、盛んにじゃれあっている。「できたての幼鳥のようだ」と誰かだ言ったがその姿は実に可愛いらしい。草地にはホオジロがエサをついばみ、木の枝に止まって大声でラブコールにはげむ♂もいる。春先は彼らにとって最も忙しい時期だ。

◇途中、羽村郷土博物館に立ち寄る。そこには野鳥の剥製があり、歴史展示物が沢山あり小休止をとりながら館内を観て回った。

◇土手を進み左へ 山道に入る。新緑に囲まれた樹林帯の中を進むとカッコウの鳴き声が聞こえてきた。その姿を確認することは出来ないが、いつもながら澄んだ鳴き声は林の静けさをより演出しているかのようだ。

◇しっとりと濡れた沢沿いの道を進むと羽村神社がある。境内を奥に進むと眼下に多摩川の流れを望む見晴らしの良い場所があり、ほっとひと息。

◇その昔、“浅間さま”、あるいは“浅間神社”などと呼ばれ地元の人たちに慕われてきた神社。少し登ったところには浅間岳(235.1m)があり、富士山信仰の名残りを留めている。

Senngenndake ◇浅間岳山頂は大きな木立に囲まれて展望はないが、広いスペースには東屋やベンチが置かれ休憩ポイントとしては格好な場所。鳥合せで30種を確認して解散となった。

◇帰り道、幹囲約5.5m 高さ23.5mという都天然記念物“羽村橋のケヤキ”を観て羽村駅へ向かった。

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